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言いたい放題乳腺外科コラム

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妊娠中の SARS-CoV-2 ワクチン接種は周産期有害事象リスクを増加させない
  • 2022.03.16(Wed)
  • No.3503

妊娠中の SARS-CoV-2 ワクチン接種は周産期有害事象リスクを増加させない
"Association of SARS-CoV-2 Vaccination During Pregnancy With Pregnancy Outcomes."
doi:10.1001/jama.2022.3271
スウェーデンとノルウェーにおいて、2021年1月から2022年1月までの妊娠22週以降に終了した単胎妊娠157,521例を対象に、SARS-CoV-2 ワクチン接種が妊娠有害事象におよぼす影響を後向に検討した。
● 157,521件の単胎出生例の母親平均年齢は31歳で、28,506件 (18%) が妊娠中にSARS-CoV-2 ワクチン接種を受けていた (BNT162b2 12.9%、mRNA-1273 4.8%、AZD1222 0.3%)。妊娠時期では、第1期に接種を受けたもの0.7%、第2期8.3%、第3期9.1%だった。
● SARS-CoV-2 ワクチン接種と、早産、死産、子宮内胎児発育不全、低アプガースコア、新生児入院リスクには相関がなかった。
 ・早産:10,000妊娠日あたりワクチン接種群6.2 vs 非接種群4.9、 ハザード比0.98 (95% CI 0.91 to 1.05)
 ・死産:10,000妊娠日あたりワクチン接種群2.1 vs 非接種群2.4、ハザード比0.86 (95% CI 0.63 to 1.17)
 ・子宮内胎児発育不全:ワクチン接種群7.8% vs 非接種群8.5%、オッズ比0.97 (95% CI 0.90 to 1.04)
 ・低アプガースコア:ワクチン接種群1.5% vs 非接種群1.6%、オッズ比0.97 (95% CI 0.87 to 1.08)
 ・新生児入院:ワクチン接種群8.5% vs 非接種群8.5%、オッズ比0.97 (95% CI 0.86 to 1.10)