乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

フリーダイヤル
0120-150-929(イコークリニック)
tel
03-5916-0114(オーイイヨ)
受付時間
月〜金 9:00〜19:00 (土17:30まで)

2006年6月〜
202110月まで

乳がんの発見数
2249
詳細はコチラ >>
J.POSHへの寄付金
3830万円
詳細はコチラ >>
新患数
47173
詳細はコチラ >>

言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

乳癌死亡率が低い国は、基本的医療サービスの普及率が高く
  • 2021.10.17(Sun)
  • No.3481

乳癌死亡率が低い国は、基本的医療サービスの普及率が高く、公立がんセンターの数が多い。持続的な乳癌死亡率低下を達成している国では、過半数の乳癌が早期診断されており、乳癌の転帰を改善するための早期診断プログラムが重要 。
"National health system characteristics, breast cancer stage at diagnosis, and breast cancer mortality: a population-based analysis."
GLOBOCAN 2020で得られた69歳以下女性の国別の年齢標準化死亡率と、WHO Cancer Country Profiles 2020 で報告されている各国の医療システム・データとの関係を検討した。
● 対象国は148カ国で、低所得国25、低-中間所得国36、上位中間所得国48、高所得国39。
● 調整前解析で、高所得国が低所得国より優れていた医療システム変数は、保険支出 (p=0.0002)、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ指標 (p<0.0001)、乳癌早期発見施策のための専用基金 (p=0.0020)、乳癌早期発見ガイドライン (p<0.0001)、乳癌患者紹介システム (p=0.0030)、国家的がん計画 (p=0.014)、子宮頸癌早期発見施策 (p=0.0010)、がん患者1万人あたりの専用公立(p<0.0001)および私立(p=0.027)がんセンター数、病理サービス (p<0.0001) だった。
● 141カ国を対象とした調整後多変量解析で、乳癌年齢標準化死亡率の低下と有意に相関した医療システム変数は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ指標 (β=–0·12, 95% CI ?0·16 to ?0·08) と公立がんセンター数 (β=–0·23, ?0·36 to ?0·10) だった。
 ・ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ指標が1単位増すと、乳癌年齢標準化死亡率は0.12低下。
 ・がん患者1万人あたりの公立がんセンター数が1施設増すと、乳癌年齢標準化死亡率は0.23低下。
● 乳癌 TNM 病期分類データが入手可能な35カ国の解析
 ・1990年以降、少なくとも3年連続して乳癌年齢標準化死亡率低下2%以上を達成した20カ国はすべて、浸潤性乳癌患者の60%以上がI期またはII期であった。
 ・少なくとも3年連続の乳癌年齢標準化死亡率2%以上を達成できなかった15カ国中、高所得国は日本、韓国、香港だった。