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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

BRCA1/2 遺伝子変異を有する HER2 陰性の高リスク初期乳がん
  • 2021.06.07(Mon)
  • No.3464

BRCA1/2 遺伝子変異を有する HER2 陰性の高リスク初期乳がんにおいて、PARP阻害剤オラパリブによる1年間のアジュバント療法はプラセボ群と比較して無浸潤がん再発を改善する 。
"Adjuvant Olaparib for Patients with BRCA1- or BRCA2-Mutated Breast Cancer."
DOI: 10.1056/NEJMoa2105215
OlympiA 試験は、BRCA1/2 遺伝子変異を有する HER2 陰性の高リスク初期乳がんで、局所治療と術前後化学療法を終了した1,836例を対象に、1年間のオラパリブ投与の有用性を検討する phase 3 double-blind randomized trial。主観察項目は無浸潤がん再発生存率とし、今回の報告は観察期間中央値2.5年時点の中間解析である。
● 3年無浸潤がん再発生存率はオラパリブ群85.9%、プラセボ群77.1%、ハザード比0.58 (99.5% CI 0.41 to 0.82; P<0.001) でオラパリブ群が良好だった。
● 3年無遠隔再発生存率はオラパリブ群87.5%、プラセボ群80.4%、ハザード比0.57 (99.5% CI 0.39 to 0.83; P<0.001) でオラパリブ群が良好だった。
● 3年全生存率はオラパリブ群92.0%、プラセボ群88.3%、ハザード比0.68 (99% CI 0.44 to 1.05; P=0.02) で、中間解析時点の有意設定p値閾値の0.01は満たさなかった。
● オラパリブ群のグレード3有害事象は貧血 (8.7%)、好中球減少症 (4.8%)、白血球減少症 (3.0%)、倦怠感 (1.8%) だった。重篤有害事象である骨髄異形成症候群/急性骨髄性白血病/新規がん (オラパリブ群8.7% vs プラセボ群8.4%)、肺炎 (2.6% vs 4.6%) の発生には両群で差はなかった。