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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

術前薬物療法後に1cm以上の浸潤がん潤がんが残存した
  • 2021.06.08(Tue)
  • No.3463

術前薬物療法後に1cm以上の浸潤がん潤がんが残存したトリプルネガティブ乳がん症例において、術後カペシタビン治療と比較して術後白金製剤治療は浸潤がん再発を改善せず、有害事象が高率 。
"Randomized Phase III Postoperative Trial of Platinum-Based Chemotherapy Versus Capecitabine in Patients With Residual Triple-Negative Breast Cancer Following Neoadjuvant Chemotherapy: ECOG-ACRIN EA1131."
DOI: 10.1200/JCO.21.00976
ECOG-ACRIN EA1131 試験は、ステージ2?3のトリプルネガティブ乳がんで術前化学療法後に1cm以上の浸潤がんが残存した775例を対象に、術後に白金製剤 (カルボプラチンあるいはシスプラチン) 3週毎6サイクルとカペシタビン2週投与1週休薬6サイクルの成績を比較する無作為比較試験。主観察項目は無浸潤がん再発生存率とし、カペシタビンと比較した白金製剤の非劣性、basal subtype ではカペシタビンと比較して白金製剤の成績が良好であることを仮定した。カペシタビンに対する白金製剤の非劣性マージンは浸潤がん再発ハザード比1.154とした。中間解析において、プラチナ製剤群とカペシタビン群で、割り付けられた治療法の解析の条件付検出力が10%未満で、両側95%CIの下限値が0.754以上であった場合、無益性のため試験中止とした。
● 第5回中間解析で、カペシタビンに対する白金製剤の浸潤がん再発ハザード比は1.09 (95% CI 0.62 to 1.90)、条件付検出力6%、カペシタビン群と比較して白金製剤群においてグレード3-4有害事象が高率なため、データ・安全性モニタリング委員会は試験中止を決定した。
● basal subtype トリプルネガティブ乳がん308例における3年無浸潤がん再発生存率は白金製剤群42%・カペシタビン群49%、ハザード比1.06 (95% CI 0.62 to 1.81) だった。
● グレード3-4有害事象頻度は白金製剤群26%・カペシタビン群15%だった。