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言いたい放題乳腺外科コラム

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乳房切除術±照射と比較して、乳房温存術+照射では
  • 2021.05.06(Thu)
  • No.3456

乳房切除術±照射と比較して、乳房温存術+照射では全生存率および乳がん特異生存率が良好 。
"Survival After Breast Conservation vs Mastectomy Adjusted for Comorbidity and Socioeconomic Status. A Swedish National 6-Year Follow-up of 48 986 Women."
doi:10.1001/jamasurg.2021.1438
Swedish National Breast Cancer Register を用いて、2008年から2017年に診断された T1-2N0-2M0 乳がん症例48,986例を収集し、乳房温存術+照射群 / 乳房切除術で照射なし群 / 乳房切除術+照射群にわけ、各群の全生存率 overall survival (OS) と乳がん特異生存率 breast cancer–specific survival (BCSS) を比較した。
● 48,986例の内訳は乳房温存術+照射群が29,367例 (59.9%)、乳房切除術で照射なし群が12,413例 (25.3%)、乳房切除術+照射群が7,206例 (14.7%) だった。
 ・乳房温存術+照射群では、乳がん検診対象年齢である40-74歳が多く、乳房切除術+照射群と比較してリンパ節転移陽性が少なかった。
 ・乳房切除術で照射なし群では、年齢が高く、リンパ節転移陽性は乳房温存術+照射群と同等だった。教育レベルが低く、家庭収入が低かった。乳房温存術+照射群と比較して、合併症を有数例が多かった。
 ・乳房切除術+照射群では、腫瘍径が大きく、リンパ節転移陽性が多く、術前後化学療法や標的治療を受けているものが多かった。乳房温存術+照射群と比較して、ホルモンレセプター陽性 / HER2陰性が少なかった。乳房温存術+照射群と比較して、合併症を有数例が多かった。
● 観察期間中央値は6.28年。
 ・全症例:5年 OS 91.1%・5年 BCSS 96.3%、10年 OS 79.5%・10年 BCSS 93.1%
 ・乳房温存術+照射群:5年 OS 95.1%・5年 BCSS 98.2%、10年 OS 87.3%・10年 BCSS 96.1%
 ・乳房切除術で照射なし群:5年 OS 84.5%・5年 BCSS 95.0%、10年 OS 67.0%・10年 BCSS 91.0%
 ・乳房切除術+照射群:5年 OS 86.0%・5年 BCSS 90.5%、10年 OS 72.1%・10年 BCSS 84.6%
● 乳房温存術+照射と比較した腫瘍因子・治療・社会経済状況・合併症を補正したハザード比
 ・乳房切除術で照射なし:OS ハザード比1.79 (95% CI 1.66-1.92)、BCSS ハザード比1.66 (95% CI 1.45-1.90)
 ・乳房切除術+照射:OS ハザード比1.24 (95% CI 1.13-1.37)、BCSS ハザード比1.26 (95% CI 1.08-1.46)