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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

遠隔リンパ節単独の遠隔転移を有する乳がんの予後
  • 2021.03.15(Mon)
  • No.3438

遠隔リンパ節単独の遠隔転移を有する乳がんの予後は、同側鎖骨上リンパ節転移例と変わらない 。
"Comparison of Survival Outcomes Among Patients With Breast Cancer With Distant vs Ipsilateral Supraclavicular Lymph Node Metastases."
doi:10.1001/jamanetworkopen.2021.1809
Surveillance, Epidemiology and End Results データベースを用いて、2O1O年〜2014年に診断された乳がんのうち、(1)遠隔転移のない同側鎖骨上リンパ節転移症例 (ISLM)、(2)遠隔リンパ節転移のみの症例 (DLNM)、(3)DLNM 以外の遠隔転移症例、あわせて2,033例を収集し、全生存率と乳がん特異生存率を比較した。
● 2,033例の平均年齢は62歳、白人が74%。ISLM が212例 (10.4%)、DLNM が346例 (17.0%)、 DLNM 以外遠隔転移が1,475例(72.6%) だった。
● 3年乳がん特異生存率は、ISLM が63.24%、DLNM が64.54%、DLNM 以外遠隔転移が41.20%だった。ISLM と比較して、乳がん特異死亡リスクは DLNM が同等 (ハザード比0.81 [95% CI 0.52-1.25; P = 0.34])、DLNM 以外遠隔転移で不良だった (ハザード比1.99 [95% CI 1.43-2.78; P < 0.001])。
● 3年全生存率は、ISLM が53.46%、DLNM が62.67%、DLNM 以外遠隔転移が38.21%だった。ISLM と比較して、全死亡リスクは DLNM が同等 (ハザード比0.73 [95% CI 0.51-1.05; P = 0.09])、DLNM 以外遠隔転移で不良だった (1.79 [95% CI 1.35-2.38; P < 0.001])。
● DLNM 346例の局所治療は、原発手術ありが193例 (55.8%)、遠隔リンパ節手術ありが52例 (15.0%)、放射線治療ありが127例 (36.7%) だった。多変量解析で全生存率改善と相関した因子は原発手術あり (ハザード比0.21 [95% CI 0.12-0.39; P < 0.001])、放射線治療あり (ハザード比0.46 [95% CI 0.25-0.87; P = 0.02) だった。