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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

亜鉛およびアスコルビン酸は
  • 2021.02.16(Tue)
  • No.3427

亜鉛およびアスコルビン酸はSARS-CoV-2感染外来患者の症状を改善しない 。
"Effect of High-Dose Zinc and Ascorbic Acid Supplementation vs Usual Care
on Symptom Length and Reduction Among Ambulatory Patients With SARS-CoV-2 Infection. The COVID A to Z Randomized Clinical Trial."
doi:10.1001/jamanetworkopen.2021.0369
亜鉛は多形核細胞を活性化することで、アスコルビン酸は免疫能を高めることで、一般的な感冒の期間と重症度を軽減させる可能性が指摘されている。本報告では、PCR検査陽性のSARS-CoV-2感染外来患者を対象として高用量のグルコン酸亜鉛とアスコルビン酸の有用性を、single health system randomized clinical factorial open-label trialで検討した。対象はグルコン酸亜鉛群 (50 mg)、アスコルビン酸群 (8000 mg)、グルコン酸亜鉛+アスコルビン酸群、通常ケア群に、1:1:1:1で無作為化された。主観察項目は症状 (発熱、咳嗽、息切れ、倦怠感) スケールが50%減少するまでの期間とし、副観観察項目は症状スケール0までの期間、投与5日目の症状スケール、入院、死亡、有害事象などとした。
● 対象は214例 (グルコン酸亜鉛群58例、アスコルビン酸群48例、グルコン酸亜鉛+アスコルビン酸群58例、通常ケア群50例) で、平均年齢は45.2歳、女性は61.7%だった。
● 主観察項目について四群間で有意な差が認められず、研究は中止となった。
● 症状50%減少までの平均期間は、グルコン酸亜鉛群5.9日、アスコルビン酸群5.5日、グルコン酸亜鉛+アスコルビン酸群5.5日、通常ケア群6.7日で差はなかった (overall P = 0.45)。
症状スケール0までの平均期間は、グルコン酸亜鉛群10.8日、アスコルビン酸群12.1日、グルコン酸亜鉛+アスコルビン酸群9.7日、通常ケア群9.9日で差はなかった。
● 投与5日目の平均症状スケールは、グルコン酸亜鉛群3.2、アスコルビン酸群3.3、グルコン酸亜鉛+アスコルビン酸群3.3、通常ケア群3.1で差はなかった
● 入院率は、グルコン酸亜鉛群8.6%、アスコルビン酸群4.2%、グルコン酸亜鉛+アスコルビン酸群12.1%、通常ケア群6.0%で差はなかった。
● 死亡率は、グルコン酸亜鉛群0%、アスコルビン酸群2.1%、グルコン酸亜鉛+アスコルビン酸群3.4%、通常ケア群0%で差はなかった。
● 試験薬が関係する有害事象はなかった。