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言いたい放題乳腺外科コラム

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COVID-19ワクチンによるアナフィラキシー頻度
  • 2021.02.15(Mon)
  • No.3426

2021年1月18日時点での米国におけるCOVID-19ワクチンによるアナフィラキシー頻度は、ファイザー社ワクチンで100万回投与あたり4.7例、モデルナ社ワクチンで100万回投与あたり2.5例 。
"Reports of Anaphylaxis After Receipt of mRNA COVID-19 Vaccines in the US—December 14, 2020-January 18, 2021."
doi:10.1001/jama.2021.1967
2020年12月に米国食品医薬品局は、COVID-19ワクチンとしてファイザーとモデルナのmRNAベース・ワクチンの緊急使用許可を発行した。これら両ワクチンによるアナフィラキシーの最初の報告率は、ファイザーで100万回投与あたり11.1例 (2020年12月14日〜同年12月23日)、モデルナで100万回投与あたり2.5例(2020年12月21日〜2021年1月10日) だった。以降、両ワクチンは数百万回以上投与されており、本報告ではアナフィラキシーに関する報告をアップデートする。予防接種後有害事象に関する全国的受動的監視システムである Vaccine Adverse Event Reporting System (VERS) からの報告を、Centers for Disease Control and Prevention (CDC) の医師が評価した。
● 2020年12月14日〜2021年1月18日の期間に、ファイザー社ワクチンは9,943,247回、モデルナ社ワクチンは7,581,429回投与された。
● CDC は Brighton Collaboration case definition criteria に該当するアナフィラキシーとして66例 (ファイザー47例、モデルナ19例) を認定し、その頻度はファイザーで100万回投与あたり4.7例、モデルナで100万回投与あたり2.5例だった。
● アナフィラキシーの臨床的特徴
 ・両社ワクチンによるアナフィラキシー症例の臨床的特徴は類似している。
 ・症状出現が30分以内と30分以降の症例に明らかな臨床的差異はなかった。
 ・アナフィラキシー症例の一般的な徴候と症状は、全身性蕁麻疹、びまん性紅斑性発疹、血管浮腫、呼吸器および気道閉塞の症状、悪心だった。
 ・66例中21例 (32%) は他誘因によるアナフィラキシー歴を有し、誘因にはワクチン (狂犬病、インフルエンザA [H1N1]、季節性インフルエンザ、不明)、造影剤(ガドリニウムベース、ヨウ素ベース、不明の静脈投与造影剤)、サルファ剤、ペニシリン、プロクロルペラジン、ラテックス、クルミ、詳細不明のナッツ、クラゲ刺傷、および詳細不明の曝露が含まれていた。
 ・66例中61例 (92%) で緊急治療としてエピネフリンが投与された。
 ・66例全員が医療機関で治療を受け、ERで治療されたもの34例 (52%)、入院したもの32例、集中治療管理を要したもの18例、気管内挿管を要したもの7例だった。気管内挿管を要した7例の症状発現までの時間中央値は6分 (1分未満〜45分) だった。全員でエピネフリンが投与され、6例にコルチコステロイド、5例に抗ヒスタミン薬が投与された。7例中4例に顔面、舌、あるいは喉頭の血管性浮腫を認めた。入院期間は1〜3日だった。
 ・経過のあきらかな61例は退院、回復し、死亡例はなかった。