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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

メトフォルミンはホルモンレセプター陽性乳がんのリスクを下げ
  • 2021.02.04(Thu)
  • No.3420

メトフォルミンはホルモンレセプター陽性乳がんのリスクを下げ、ホルモンレセプター陰性乳がんあるいはトリプルネガティブ乳がんのリスクを上げる可能性がある 。
"A prospective study of type 2 diabetes, metformin use, and risk of breast cancer."
Sister Study は、米国およびプエルトリコに住む35?74歳の女性で、乳がんの既往がなく、実の姉妹または異母 (異父) 姉妹に乳がんと診断されたものがいる50,884人が登録され、乳がん危険因子を探るための前向きコホート研究である。本報告では、44,541例を対象に、2型糖尿病治療目的で投与されたメトフォルミンと乳がんの関係を検討した。
● 44,541例中、すでに2型糖尿病に罹患していたものは3,227例 (7.2%)、新規2型糖尿病罹患者は2,389例 (5.3%) で、このうちメトフォルミン治療歴があるのは3,386例 (61%) だった。
● 観察期間中央値8.6年の乳がん罹患者は2,678例だった。2型糖尿病と全乳がんリスクには相関がなかったが (ハザード比0.99; 95% CI 0.87-1.13)、トリプルネガティブ乳がんリスクは増加していた (ハザード比1.40; 95% CI 0.90-2.16)。
● 2型糖尿病なしと比較して、メトフォルミン治療歴のある2型糖尿病において全乳がんリスクと相関はなかった (ハザード比0.98; 95% CI 0.83-1.15)。しかし、メトフォルミン治療歴のある2型糖尿病ではホルモンレセプター陽性乳がんリスクは低下 (ハザード比0.86; 95% CI 0.70-1.05)、ホルモンレセプター陰性乳がんリスクは増加 (ハザード比1.25; 95% CI 0.84-1.88)、トリプルネガティブ乳がんリスクは増加していた (ハザード比1.74; 95% CI 1.06-2.83)。
● 2型糖尿病なしと比較して、 10年以上のメトフォルミン治療歴のある2型糖尿病ではホルモンレセプター陽性乳がんリスク低下が大きかった (ハザード比0.62; 95% CI 0.38-1.01; P= 0.09)。