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言いたい放題乳腺外科コラム

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6ヶ月間の経過観察でCOVID-19サバイバーの76%に
  • 2021.01.13(Wed)
  • No.3411

6ヶ月間の経過観察でCOVID-19サバイバーの76%に何らかの症状が残存し、頻度の高い症状は倦怠感あるいは筋力低下、睡眠障害、不安あるいはうつ。COVID-19重症例ほど、肺拡散障害や肺炎像の残存するリスクが高い (文献2021-003)。
"6-month consequences of COVID-19 in patients discharged from hospital: a cohort study."
2020年1月7日から同年5月29日に、検査陽性COVID-19症例で武漢のJin Yin-tan Hospitalを退院した症例の長期健康状態について調査を行った。
● COVID-19退院症例2,469例中、1,733例を検討した。年齢中央値が57歳、男性が52%、入院期間中央値が14日、ICU入院が4%。
● COVID-19症状発現からの観察期間中央値は186日。観察期間中に何らかの症状を有したものは76% (1,655例中1,265例) だった。高頻度症状は倦怠感あるいは筋力低下 (63%)、睡眠障害 (26%)、不安あるいはうつ (23%) だった。
● COVID-19重症度が高いものに、症状残存、肺機能障害残存、肺炎像残存リスクが高かった。
 ・何らかの症状が残存したものは、COVID-19重症度スケール3 (酸素療法不要) で81%、スケール4 (酸素投与必要) で74%、スケール5?6 (高流量酸素療法・非侵襲的人工呼吸管理・侵襲的人工呼吸管理が必要) で86%。スケール3と比較したスケール5?6の症状残存オッズ比は2.42 (95% CI 1.15-5.08)
 ・倦怠感あるいは筋力低下を認めたものは、COVID-19重症度スケール3で66%、スケール4で59%、スケール5?6で81%。スケール3と比較したスケール5?6の倦怠感あるいは筋力低下オッズ比は2.69 (95% CI 1.46-4.96)
 ・6分間歩行距離テストが正常値以下のものは、COVID-19重症度スケール3で24%、スケール4で22%、スケール5?6で29%。スケール3と比較したスケール5?6のテスト異常オッズ比は2.18 (95% CI 1.18-4.03)
 ・肺拡散障害を認めるものは、COVID-19重症度スケール3で22%、スケール4で29%、スケール5?6で56%。スケール3と比較したたスケール5?6の肺拡散障害リスクオッズ比は4.60 (1.85–11.48)。
 ・CTによる肺炎スコア中央値はCOVID-19重症度スケール3で3.0 (肺の26?50%に肺炎像を認める)、スケール4で4.0 (肺の51?75%に肺炎像を認める)、スケール5?6で5.0 (肺の75%以上に肺炎像を認める)
● 94例でSARS-CoV-2抗体を経時的に測定し、抗体陽性率は急性期で96.2%、フォローアップ期で58.5%、抗体価中央値は急性期で19.2、フォローアップ期で10.0だった。
● 急性期に腎障害を認めなかった822例中、フォローアップ期にeGFR低下を107例 (13%) に認めた。何らかの症状が残存し、頻度の高い症状は倦怠感あるいは筋力低下、睡眠障害、不安あるいはうつ。COVID-19重症例ほど、肺拡散障害や肺炎像の残存するリスクが高い 。
"6-month consequences of COVID-19 in patients discharged from hospital: a cohort study."
2020年1月7日から同年5月29日に、検査陽性COVID-19症例で武漢のJin Yin-tan Hospitalを退院した症例の長期健康状態について調査を行った。
● COVID-19退院症例2,469例中、1,733例を検討した。年齢中央値が57歳、男性が52%、入院期間中央値が14日、ICU入院が4%。
● COVID-19症状発現からの観察期間中央値は186日。観察期間中に何らかの症状を有したものは76% (1,655例中1,265例) だった。高頻度症状は倦怠感あるいは筋力低下 (63%)、睡眠障害 (26%)、不安あるいはうつ (23%) だった。
● COVID-19重症度が高いものに、症状残存、肺機能障害残存、肺炎像残存リスクが高かった。
 ・何らかの症状が残存したものは、COVID-19重症度スケール3 (酸素療法不要) で81%、スケール4 (酸素投与必要) で74%、スケール5?6 (高流量酸素療法・非侵襲的人工呼吸管理・侵襲的人工呼吸管理が必要) で86%。スケール3と比較したスケール5?6の症状残存オッズ比は2.42 (95% CI 1.15-5.08)
 ・倦怠感あるいは筋力低下を認めたものは、COVID-19重症度スケール3で66%、スケール4で59%、スケール5?6で81%。スケール3と比較したスケール5?6の倦怠感あるいは筋力低下オッズ比は2.69 (95% CI 1.46-4.96)
 ・6分間歩行距離テストが正常値以下のものは、COVID-19重症度スケール3で24%、スケール4で22%、スケール5?6で29%。スケール3と比較したスケール5?6のテスト異常オッズ比は2.18 (95% CI 1.18-4.03)
 ・肺拡散障害を認めるものは、COVID-19重症度スケール3で22%、スケール4で29%、スケール5?6で56%。スケール3と比較したたスケール5?6の肺拡散障害リスクオッズ比は4.60 (1.85–11.48)。
 ・CTによる肺炎スコア中央値はCOVID-19重症度スケール3で3.0 (肺の26?50%に肺炎像を認める)、スケール4で4.0 (肺の51?75%に肺炎像を認める)、スケール5?6で5.0 (肺の75%以上に肺炎像を認める)
● 94例でSARS-CoV-2抗体を経時的に測定し、抗体陽性率は急性期で96.2%、フォローアップ期で58.5%、抗体価中央値は急性期で19.2、フォローアップ期で10.0だった。
● 急性期に腎障害を認めなかった822例中、フォローアップ期にeGFR低下を107例 (13%) に認めた。