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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

ホルモンレセプター陽性/HER2陰性の転移性乳がん
  • 2020.11.09(Mon)
  • No.3391

ホルモンレセプター陽性/HER2陰性の転移性乳がんに対する一次治療において、circulating tumor cellを基準に化学療法あるいはホルモン療法を選択した場合の無増悪生存は臨床医判断に劣らない 。
"Efficacy of Circulating Tumor Cell Count–Driven vs Clinician-Driven First-line Therapy Choice in Hormone Receptor–Positive, ERBB2-Negative Metastatic Breast Cancer. The STIC CTC Randomized Clinical Trial."
doi:10.1001/jamaoncol.2020.5660
STIC CTC trialは、ホルモンレセプター陽性/HER2陰性の転移性乳がんに対する一次治療選択(化学療法あるいはホルモン療法)において、臨床医判断に対してcirculating tumor cell (CTC) 基準の非劣性を検討する無作為比較試験。CTC基準では、CTCが5 CTCs/7.5 mL以上で化学療法を、5 CTCs/7.5 mL未満ではホルモン療法を選択した。主観察項目は無増悪生存とし、非劣性マージンは無増悪生存ハザード比の90%信頼区間上限1.25とした。
● 対象は755例、年齢中央値63歳、CTC群377例と臨床医判断群378例に無作為化された。臨床医判断群では低リスクと判断された275例(72.7%)でホルモン療法が、高リスクとされた103例(27.2%)で化学療法が選択された。CTC群ではCTC低値の239例(63.4%)でホルモン療法が、CTC高値の138例(36.6%)で化学療法が選択された。
● 無増悪生存期間中央値は臨床医判断群13.9ヶ月、CTC群15.5ヶ月、ハザード比0.94 (90% CI 0.81-1.09) であり、CTCの成績は臨床医判断に対し非劣性が証明された。
● 臨床医判断とCTC基準が一致したのは463例(61.3%)で、臨床医判断低リスク/CTC低値は363例(78.4%)、臨床医判断高リスク/CTC高値は100例(21.6%)だった。臨床医判断とCTC基準が不一致だったのは292例(38.7%)で、臨床医判断低リスク/CTC高値は189例(64.7%)、臨床医判断高リスク/CTC低値は103例(35.3%)だった。