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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

HER2陽性乳がんの術前療法において
  • 2020.10.24(Sat)
  • No.3385

HER2陽性乳がんの術前療法において、パクリタキセル+トラスツズマブと比較してパクリタキセル+トラスツズマブ+ラパチニブは無再発生存率および全生存率を改善 。
"Survival, Pathologic Response, and Genomics in CALGB 40601 (Alliance), a Neoadjuvant Phase III Trial of Paclitaxel-Trastuzumab With or Without Lapatinib in HER2-Positive Breast Cancer."
DOI: 10.1200/JCO.20.01276
CALGB 40601では、HER2陽性乳がんの術前療法において、パクリタキセルと併用する抗HER2療法をトラスツズマブ+ラパチニブ (THL)、トラスツズマブ単独 (TH)、ラパチニブ単独 (TL) の三群に無作為化し、その成績が比較された。主観察項目は病理学的完全奏効率 (pCR)、無再発生存率 (RFS)、全生存率 (OS)とし、本報告では生存成績を解析した。
● 305例はTHL群118例、TH群120例、TL群67例に無作為化された。
● pCR率はTHL群57%、TH群45%、TL群30%。全例が術後アジュバント療法として、dose-dense AC療法と1年間のトラスツズマブ投与を受けた。
● 観察期間中央値83ヶ月のRFSとOS
 ・7年RFS率はTHL群93%、TH群79%、TL群69%。THと比較したTHLのRFSハザード比0.32 (95% CI 0.14 to 0.71; P = 0.005) で、THLの成績が良好だった。THとTLの成績に差はなかった。
 ・7年OS率はTHL群96%、TH群88%、TL群84%。THと比較したTHLのOSハザード比0.34 (95% CI 0.12 to 0.94; P = 0.037) で、THLの成績が良好だった。THとTLの成績に差はなかった。
● 688のintrinsic subtypeと免疫関連のgene expression signatureを検討
 ・pCRと相関した因子は215、RFSと相関した因子は45、pCRとRFSいずれとも相関した因子は22だった。
 ・免疫関連のIgG signature、B-cell/plasma cell signature、T-helper signature、T-cell/B-cell cooperation signatureは、高pCR率および良好なRFSと相関していた。
 ・非pCR例において、IgG signatureは良好なRFSと相関していたが、HER2-enriched signatureは不良なRFSと相関していた。