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言いたい放題乳腺外科コラム

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重症COVID-19症例に対する標準治療に
  • 2020.09.02(Wed)
  • No.3363

重症COVID-19症例に対する標準治療にアジスロマイシンを追加しても臨床経過を改善しない 。
“Azithromycin in addition to standard of care versus standard of care alone in the treatment of patients admitted to the hospital with severe COVID-19 in Brazil.”
ブラジルの52施設に入院した重症COVID-19の397例を対象に、アジスロマイシンの有用性をオープンラベル無作為比較試験で検討した。重症COVID-19の定義は、 4 L/分以上の酸素投与を要する、高流量の経鼻酸素療法を要する、非侵襲的人工呼吸器管理を要する、侵襲的人工呼吸器管理を要する、以上の1項目以上満たすものとした。対象はアジスロマイシン+標準治療群とマクロライド系抗生剤を使用しない標準治療群に、1:1で無作為化された。ブラジルではヒドロキシクロロキンが重症COVID-19に対する標準治療であり、全例で投与された。主観察項目は無作為化から15日時点での6段階スケール評価(1:退院、2:酸素療法なしで入院中、3:通常の酸素療法を受けて入院中、4:高流量経鼻酸素療法あるいは非侵襲的人工呼吸器管理を受けて入院中、5:侵襲的人工呼吸子管理あるいはECMO管理を受けて入院中、6:死亡)とした。
● 397例の年齢中央値59.8歳、男性が66%、ベースラインで機械的人工呼吸器管理を受けていたもの49%、ショック状態だったもの23%だった。397例はアジスロマイシン群214例、標準治療群183例に無作為化された。
● 無作為化から15日時点の両群の6段階スケール評価状況に差はなかった。
● 無作為化から29日時点の死亡は、アジスロマイシン群214例中90例(42%)、標準治療群183例中73例(40%)、ハザード比1.08 (95% CI 0.79-1.47; P=0.63) で差はなかった。
● 生存例の入院期間中央値はアジスロマイシン群26日、標準治療群18日で、標準治療群が短い傾向だったが有意差はなかった (P=0.064)。
● 重篤有害事象頻度はアジスロマイシン群42% 、標準治療群 38%で差はなかった (P=0.35)。