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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

骨粗鬆症治療目的で投与されたビスフォスフォネート製剤は
  • 2020.09.10(Thu)
  • No.3359

骨粗鬆症治療目的で投与されたビスフォスフォネート製剤は結腸直腸がん、乳がん、子宮内膜がんの罹患リスクを低下させ、リスク低減効果は窒素を含むビスホスホネート製剤で顕著。一方、窒素を含まないビスホスホネート製剤は肝臓がんと膵臓がんの罹患リスクを増加させる 。
“Bisphosphonates and risk of cancers: a systematic review and meta-analysis.”
骨粗鬆症治療目的で投与されたビスフォスフォネート製剤とがん罹患リスクを検討した34の観察研究に関するシステマティック・レビュー&メタ解析。
● 34研究の対象は4,508,261例で、がん罹患は403,196例だった。
● ビスフォスフォネート製剤による全がん罹患相対リスクは0.96 (95% CI 0.92-1.92) であり、リスク上昇はなかった。
● がん種別では、ビスフォスフォネート製剤は結腸直腸がん、乳がん、子宮内膜がんの罹患リスクを有意に低下させた。
 ・結腸直腸がんの相対リスク:0.89 (95% CI: 0.81–0.98; P=0.02)
 ・乳がんの相対リスク:0.87 (95% CI: 0.82–0.93; P<0.01)
 ・子宮内膜がんの相対リスク: 0.75 (95% CI: 0.61–0.94; P=0.01)
● 製剤別の検討
 ○ 窒素を含むビスホスホネート(パミドロネート、ネリドロネート、オルパドロネート、アレンドロネート、イバンドロネート)は、乳がんと子宮内膜がんの罹患リスクを低下させた。
 ・乳がんの相対リスク:0.94 (95% CI: 0.90–0.99)
 ・子宮内膜がんの相対リスク: 0.70 (95% CI: 0.54–0.92)
 ○ 窒素を含まないビスホスホネート(エチドロネート、クロドロネート、チルドロネート)は、乳がん罹患リスクを低下させる一方、肝臓がんと膵臓がんの罹患リスクを増加させた。
 ・乳がんの相対リスク:0.88 (95% CI: 0.81–0.95)
 ・肝臓がんの相対リスク:2.14 (95% CI: 1.23–3.72)
 ・膵臓がんの相対リスク: 1.75 (95% CI: 1.32–2.33)