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言いたい放題乳腺外科コラム

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ホルモンレセプター陽性/HER2陰性の転移性乳がんにおいて
  • 2020.09.07(Mon)
  • No.3356

ホルモンレセプター陽性/HER2陰性の転移性乳がんにおいて、エリブリンにペンブロリズマブを併用しても無増悪生存は改善しない 。
“Effect of Eribulin With or Without Pembrolizumab on Progression-Free Survival for Patients With Hormone Receptor–Positive, ERBB2-Negative Metastatic Breast Cancer. A Randomized Clinical Trial.”
doi:10.1001/jamaoncol.2020.3524
ホルモンレセプター陽性/HER2陰性の転移性乳がんで、前ホルモン療法歴2レジメン以上、前化学療法歴0-2レジメンの88例を対象に、エリブリン単独とエリブリンとペンブロリズマブ併用の成績を比較するフェーズ2無作為比較試験。エリブリン単独群では、病状進行時にペンブロリズマブ併用へのクロスオーバーが許容された。主要観察項目は無増悪生存とし、副観察項目は奏効率と全生存とした。
● 88例の年齢中央値は57歳、前化学療法レジメン数の中央値は1,前ホルモン療法レジメン数は2であり、エリブリン単独群44例とエリブリン+ペンブロリズマブ併用群44例に無作為化された。
● 観察期間中央値は10.5ヶ月で、無増悪生存期間に差はなく、中央値はエリブリン単独群4.3ヶ月・エリブリン+ペンブロリズマブ併用群4.2ヶ月、ハザード比0.84 (95% CI 0.35-2.00; p=0.69) だった。
● 奏効率に差はなくエリブリン単独群34%・エリブリン+ペンブロリズマブ併用群27%だった。
● 観察期間中45例 (51%) が生存しており、全生存データは未成熟。
● グレード3-4有害事象頻度はエリブリン単独群61%・エリブリン+ペンブロリズマブ併用群68%だった。ペンブロリズマブ併用群では2例の治療関連死が発生し、いずれも免疫関連腸炎からの敗血症で死亡だった。
● PDL-1、 tumor-infiltrating lymphocytes、遺伝子変異量の状況に関わらず、エリブリン+ペンブロリズマブ併用による無増悪生存の改善は認めなかった。