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言いたい放題乳腺外科コラム

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がん患者が COVID-19 を発症すると重症化リスクは非がん例
  • 2020.06.21(Sun)
  • No.3325

がん患者が COVID-19 を発症すると重症化リスクは非がん例の3.61倍 。
"Clinical characteristics and risk factors associated with COVID-19 disease severity in patients with cancer in Wuhan, China: a multicentre, retrospective, cohort study."
RT-PCR で coronavirus disease 2019 (COVID-19) と診断され、武漢の9病院に2020年1月13日から3月18日までに入院した患者のうち、成人の固形がんおよび血液がん患者232例における COVID-19 の臨床的特徴を非がん matched patients 519例と比較した。
● がん患者232例の平均年齢は64.0歳、がん種は24臓器 (膀胱33例・乳房31例・結腸直腸27例・肺23例・胃18例・子宮頸部11例・腎臓9例・前立腺8例・肝臓8例・リンパ腫6例・食道6例など)、抗腫瘍治療として手術が189例 (85%)・化学療法あるいは放射線療法が214例 (92%)・標的療法あるいは免疫療法が32例 (14%) に実施されていた。
● COVID-19 が重症 (WHO ガイドライン) だった症例は、がん患者で232例中148例 (64%)・非がん患者で519例中166例 (32%)、オッズ比は3.61 (95% CI 2.59–5.04; p<0.0001)、がん患者において COVID-19 重症化リスクが高かった。
● がん患者の COVID-19 重症化因子として、非がん患者において報告されている高齢・interleukin 6 増加・procalcitonin 増加・D-dimer 増加・リンパ球減少に加え、進行がん・tumour necrosis factor α・N-terminal pro-B-type natriuretic peptide 増加・CD4+ T cell 減少・albumin–globulin ratio 低下が重症化と相関していた。
・年齢:1歳あたり重症化オッズ比1·04 (1·00–1·07; p=0.034)
・IL-6:1 pg/mL あたり重症化オッズ比1.03 (95% CI 1.00-1.05; p=0.019)
・Procalcitonin:1 pg/mL あたり重症化オッズ比2.76 (95% CI 1.25-3.93; p=0.0015)
・D-dimer:1 μg/mL あたり重症化オッズ比1.12 (95% CI 1.03-1.21; p=0.0074)
・Lymphocyte:1% あたり重症化オッズ比0.96 (95% CI 0.93-0.99; p=0.020)
・Stage:Stage 1-3 と比較した stage 4 の重症化オッズ比2.60 (95% CI 1.05-6.43; p=0.039)
・TNF-α:1 pg/mL あたり重症化オッズ比1.22 (95% CI 1.01-1.47; p=0.037)
・NT-proBNP:1 pg/mL あたり重症化オッズ比1.65 (95% CI 1.03-2.78; p=0.032)
・CD4+ T cell:1% あたり重症化オッズ比0.84 (95% CI 0.71-0.98; p=0.031)
・Albumin–globulin ratio:1あたり重症化オッズ比0.12 (95% CI 0.02-0.77; p=0.024)