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言いたい放題乳腺外科コラム

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マンモグラフィ検診で DCIS と診断された女性の浸潤性乳がん
  • 2020.06.19(Fri)
  • No.3323

マンモグラフィ検診で DCIS と診断された女性の浸潤性乳がん罹患リスクは一般女性の2.52倍、死亡リスクは一般女性の1.70倍 。
"Invasive breast cancer and breast cancer mortality after ductal carcinoma in situ in women attending for breast screening in England, 1988-2014: population based observational cohort study."
英国のマンモグラフィ検診登録である National Health Service Breast Screening Programme (NHSBSP) を用いて、2000-2014年にマンモグラフィ検診で ductal carcinoma in situ (DCIS) と診断された女性を対象に、浸潤性乳がん発症リスクを検討した。
● 35,024例の DCIS 診断時年齢は55歳未満が32%・55-59歳が22%・60-64歳が23%・65歳以上が24%、DCIS 診断後フォローアップ期間は5年未満が13,606例・5-9年が10,998例・10-14年が6,861例・15-19年が2,620例・20年以上が939例だった。
● 35,024例中2,076例が浸潤性乳がんを発症し、罹患率は1,000女性あたり8.82 (95% CI 8.45 to 9.21) で、英国一般女性との罹患率比は2.52 (95% CI 2.41 to 2.63) だった。DCIS 診断後フォローアップ期間別の英国一般女性との罹患率比は0.5-0.9年で1.06 (95% CI 0.81 to 1.37)・1.0-1.9年で2.13 (95% CI 1.86 to 2.44)・2.0-2.9年で2.67 (95% CI 2.35 to 3.02)・3年以上で2.69 (95% CI 2.56 to 2.83) だった。
● 乳がん死亡率は1,000女性あたり1.26 (95% CI 1.13 to 1.41) で、英国一般女性との死亡率比は1.70 (95% CI 1.52 to 1.90) だった。DCIS 診断後フォローアップ期間別の英国一般女性との死亡率比は5年未満で0.87 (95% CI 0.69 to 1.10)、5-9年で1.98 (95% CI 1.65 to 2.37)、10-14年で2.99 (95% CI 2.41 to 3.70)、15年以上で2.77 (95% CI 2.01 to 3.80) だった。
● 2000年以降に一側性 DCIS と診断され、intensive treatment (乳房切除 / 乳房部分切除+放射線療法 / ホルモンレセプター陽性の場合はホルモン療法) を受けた29,044例に関する検討
・ホルモンレセプター陽性例における DCIS 診断後の15年累積浸潤性乳がん罹患率は、ホルモン療法ありで4.7%・なしで7.3%であり、ホルモン療法ありでの浸潤性乳がん罹患リスクが高かった
・乳房部分切除+放射線療法を受けた症例において、断端距離が5mm以上と比較した同側浸潤性乳がん罹患率比は involved margin で3.73 (95% CI 2.04 to 6.83)・1-2mmで1.74 (95% CI 1.15 to 2.63)、3-4mmで1.32 (95% CI 0.80 to 2.19) であり、断端距離と浸潤性乳がん罹患率に相関があった