乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

フリーダイヤル
0120-150-929(イコークリニック)
tel
03-5916-0114(オーイイヨ)
受付時間
月〜金 9:00〜19:00 (土17:30まで)

2006年6月〜
20206月まで

乳がんの発見数
2119
詳細はコチラ >>
J.POSHへの寄付金
3550万円
詳細はコチラ >>
新患数
45999
詳細はコチラ >>

言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

COVID-19 を発症したがん患者において
  • 2020.06.15(Mon)
  • No.3319

COVID-19 を発症したがん患者において、高齢、男性、過去喫煙歴あり、2つ以上の併存症、performance status 不良、活動性がんの場合、30日以内全死亡リスクが高い 。
"Clinical impact of COVID-19 on patients with cancer (CCC19): a cohort study."
COVID-19 and Cancer Consortium データベースを用いて、2020年3月17日から4月16日までに米国・カナダ・スペインで severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 の感染が確認されたがん患者928例を抽出し、がん患者における coronavirus disease 2019 (COVID-19) の経過を検討した。主観察項目は COVID-19 診断から30日以内のすべての原因の死亡率とした。
● 928例の背景因子
・年齢中央値:66歳
・性別:男性が468例 (50%)
・頻度の高いがん種:乳がん191例 (21%)・前立腺がん152例 (16%)
・がんの病状は緩解422例 (45%)・活動性396例 (43%)。活動性がんのうち、stable or responding disease は294例 (74%)・progressive disease は102例 (26%)
・COVID-19 診断前4週以内に抗腫瘍療法を受けていたものは366例 (39%) で、このうち細胞障害性治療を受けていたものは160例 (44%)
・COVID-19 の症状として高頻度だったのは発熱が590例 (64%)・咳嗽が563例 (61%)・倦怠感あるいは筋肉痛が396例 (43%)・呼吸苦が382例 (41%) で、無症状は40例 (4%)
●2020年5月7日の解析時点で121例 (13%) が死亡した。COVID-19 診断後30日以内の全死亡と相関した因子は年齢、性別、喫煙状況、併存疾患、performance status、がん病状、COVID-19 治療内容、居住地だった
・年齢:10歳あがる毎の全死亡ハザード比1.84 (95% CI 1.53–2.21)
・性別;女性と比較した男性の全死亡ハザード比1.63 (95% CI 1.07–2.48)
・喫煙状況:喫煙歴なしと比較した過去喫煙歴ありの全死亡ハザード比1.60 (95% CI 1.03–2.47)
・併存症:併存症無しと比較した全死亡ハザード比は2つで4.50 (95% CI 1.33–15.28)、3つで5.04 (95% CI 1.42–17.93)、4つ以上で3.55 (195% CI 1.03–12.30)
・Eastern Cooperative Oncology Group performance status:Oあるいは1と比較した全死亡ハザード比は2で3.89 (95% CI 2.11–7.18)、3あるいは4で5.66 (95% CI 2.79–11.47)
・がんの病状:「Remission or no evidence of disease」と比較した全死亡ハザード比は 「Present, stable, or responding to treatment」で1.79 (95% CI 1.09–2.95)、「Present, progressive disease」で5.20 (95% CI 2.77–9.77)
・COVID-19 治療:治療なしと比較した azithromycin + hydroxychloroquine の全死亡ハザード比2.93 (95% CI 1.79–4.79)
・国:米国北東部と比較したカナダの全死亡ハザード比0.24 (95% CI 0.07–0.84)