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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

米国の男性乳がん治療
  • 2019.10.25(Fri)
  • No.3142

米国の男性乳がん治療は、乳房切除率の増加、乳房温存術後の放射線治療実施率の増加、Oncotype DX  実施率の増加、術後ホルモン療法実施率の増加など、年々進歩している 。
"Male breast cancer in the United States: Treatment patterns and prognostic factors in the 21st century."
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cncr.32472
https://doi.org/10.1002/cncr.32472
米国。National Cancer Data Base を用いて、2004-2014年に診断された stage 1-3 男性乳がん10,873例を収集、治療および予後について検討した。
●年齢中央値64歳、人種は白人が84.1%・黒人が11.8%、Charlson/Deyo Comorbidity Score は0-1が95.5%・2-3が4.5%、グレードは1が37.9%・2が47.7%・3が18.7%、ステージは1が37.9%・2が43.4%・3が18.7%、ERは陽性が88.7%・陰性が7.2%、PgRは陽性が80.0%・陰性が15.6%、
●手術術式は乳房温存術が23.7%・乳房切除術が71.3%。術式の年次推移は、乳房切除術が増加 (2004年から2014年の平均年間推移率 +0.8%)、乳房温存術が減少 (同平均年間推移率 -2.2%) していた。手術による腋窩評価ありは95.4%だった。
●放射線治療はありが39.4%・なしが59.1%。乳房温存術後の放射線治療はありが70.2%・なしが28.3%、2004年から2014年の平均年間推移率は +1.6%だった。乳房切除後の放射線治療はありが29.2%・なしが69.4%、同平均年間推移率は +1.6%だった。
●化学療法はありが44.5%・なしが51.5%、2004年から2014年の平均年間推移率は -0.3%だった。ホルモンレセプター陽性 / HER2陰性で、2010-2014年に Oncotype DX を受けたものは34.9%で、その結果は18未満が55.1%・18-31が32.0%・32以上が9.0%。Oncotype DX 18未満で化学療法を受けたものは4.7%、32以上では72.7%。
●ホルモンレセプター陽性のうちホルモン療法はありが62.3%・なしが31.2%、2004年から2014年の平均年間推移率は +4.0%だった。
●全症例の5年全生存率は79.1%、2004年から2014年で差はなかった。全生存と相関した因子は、診断時年齢 (1歳増す毎のハザード比1.04 [95% CI 1.03-1.04; p<0.001])、人種 (白人と比較したハザード比1.22 [95% CI 1.07-1.38; p=0.003])、Charlson/Deyo Comorbidity Score (score 0-1と比較した2-3のハザード比2.22 [95% CI 1.93-2.55; p<0.001])、グレード (1と比較した2のハザード比1.28 [95% CI 1.10-1.49; p=0.001]、3のハザード比1.68 [95% CI 1.44-1.95; p<0.001])、ステージ (1と比較した2のハザード比1.85 [95% CI 1.66-2.06); p<0.001]、3のハザード比3.92 [95% CI 3.44-4.46; p<0.001])、術式 (乳房温存術と比較した乳房切除術のハザード比1.16 [95% CI 1.02-1.31; p=0.020])、PgR (陰性と比較した陽性のハザード比0.82 [95% CI 0.72-0.93; p=0.002])、化学療法 (なしと比較したありのハザード比0.67 [95% CI 0.60-0.74; p<0.001])、放射線治療 (なしと比較したありのハザード比0.82 [95% CI 0.74-0.90; p<0.001])、ホルモン療法 (なしと比較したありのハザード比0.74 [95% CI 0.68-0.81; p<0.001])、居住地平均収入 ($38,000未満と比較した$63,000のハザード0.78 [95% CI 0.67-0.9; p=0.002])。