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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

初期乳がんに対する局所治療のネットワーク・メタ解析において
  • 2019.06.22(Sat)
  • No.3056

初期乳がんに対する局所治療のネットワーク・メタ解析において、最も OS および DFS が良好な治療法は乳房切除+放射線治療 。

"A network meta-analysis of surgical treatment in patients with early breast cancer."
https://academic.oup.com/…/advance-article-abstract/doi/10.…
https://doi.org/10.1093/jnci/djz105

初期乳がんに対する11の手術術式の成績を検討した36研究について network meta-analysis を実施した。検討した術式は、1) 乳房温存手術+腋窩リンパ節郭清術 (BCS+ALND)、2) 乳房温存手術+腋窩リンパ節郭清術+放射線治療 (BCS+ALND+RT)、3) 乳房温存手術+腋窩リンパ節サンプリング+放射線治療 (BCS+ANS+RT)、4) 乳房温存手術+センチネルリンパ節生検 (BCS+SLNB)、5) 乳房温存手術+センチネルリンパ節生検+腋窩放射線治療+放射線治療 (BCS+SLNB+ART+RT)、6) 乳房温存手術+センチネルリンパ節生検+術中乳房照射 (BCS+SLNB+IORT)、7) 乳房温存手術+センチネルリンパ節生検+放射線治療 (BCS+SLNB+RT)、8) 乳房切除 (M)、9) 乳房切除+腋窩リンパ節郭清術 (M+ALND)、10) 乳房切除+腋窩リンパ節郭清術+放射線治療 (M+ALND+RT)、11) 乳房切除+放射線治療 (M+RT)。
●術式間の直接比較:disease-free survival (DFS) に関して32試験で17の直接比較が、Overall survival (OS) に関して34試験で13の直接比較が行われていた。
 ○ M と比較して BCS+SLNB の DFS は良好であった (ハザード比1.09 [95% CI 1.02 to 1.16; P = 0.009])。
 ○ M と比較して M+RT の DFS は良好であった (ハザード比1.26 [95% CI 1.04 to 1.51; P = 0.02])。
 ○ BCS+SLNB+RT と比較して BCS+SLNB の OS は良好であった (ハザード比1.10 [95% CI 1.02 to 1.18; P = 0.01])。
●Bayesian Network Meta-Analysis
 ○ M+ALND と比較した BCS+ANS+RT の OS ハザード比は0.48 (95% CI 0.22-0.92) と有意に M+ALND が良好であった。M+ALND と比較したその他術式の OS は M+ALND が概ね良好であったが、有意差はなかった。
 ○ BCS+ANS+RT はその他術式と比較して OS および DFS は不良な傾向であった。
 ○ BCS+ALND vs BCS+ALND+RT、BCS+SLNB+RT vs BCS+SLNB+IORT、BCS+SLNB+RT vs BCS+SLNB+ART+RT の OS および DFS には差はなかった。
 ○ OS および DFS の 合計 Surface under the cumulative ranking (SUCRA) が最も良好だったのは M+RT (152.5%) であり、次いで M+ALND (144.5%)、BCS+SLNB (136.7%)、BCS+ALND (124.4%)、M (103.9%)、BCS+ALND+RT (91.4%)、M+ALND+RT (90.3%)、BCS+SLNB+RT (90%)、BCS+SLNB+ART+RT (64%)、BCS+SLNB+IORT (59.2%)、BCS+ANS+RT (43.2%) の順であった。