乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

フリーダイヤル
0120-150-929(イコークリニック)
tel
03-5916-0114(オーイイヨ)
受付時間
月〜金 9:00〜19:00 (土17:30まで)

2006年6月〜
20195月まで

乳がんの発見数
1966
詳細はコチラ >>
J.POSHへの寄付金
3310万円
詳細はコチラ >>
新患数
44522
詳細はコチラ >>

言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

BRCA 遺伝子変異検査を実施す
  • 2019.06.03(Mon)
  • No.3037

1) 45歳未満で乳がん既往、2) 60歳未満で原発性乳がん2回の既往、3) triple-negative 乳がんの既往、4) 乳がんと卵巣がんの既往、5) 男性乳がんの既往、以上を1つ以上満たす乳がん症例で BRCA 遺伝子変異検査を実施すると、変異陽性率は9.9%で、死亡は年間161例減、卵巣がんと乳がん症例が年間802例減、1QALY あたり医療費は$1,330増。上記5項目に家族歴を加味した場合、変異陽性率は9.3%で、死亡は204例減、卵巣がんと乳がん症例が1,020例減、1QALY あたり医療費増は$1,255増 。

"Evaluation of Cancer-Based Criteria for Use in Mainstream BRCA1 and BRCA2 Genetic Testing in Patients With Breast Cancer."
https://jamanetwork.com/…/jamanetworko…/fullarticle/2734071…
https://doi:10.1001/jamanetworkopen.2019.4428

英国。Mainstreaming Cancer Genetics (MCG) Programme とは、適切ながん患者が日常臨床で BRCA 遺伝子変異検査を受けること目的とするもので、婦人科腫瘍チームに次いで乳腺腫瘍チームが MCG-Breast を設立した。MCG-Breast では遺伝子変異検査を受ける基準を以下の5項目とした。
1) 45歳未満で乳がん既往
2) 60歳未満で原発性乳がん2回の既往
3) triple-negative 乳がんの既往
4) 乳がんと卵巣がんの既往
5) 男性乳がんの既往、を1つ以上満たす場合とした。
2013-2017年に MCG-Breast プログラムを通じて、上記5基準を1つ以上満たして遺伝子検査を受けた1,184例、および家族歴により遺伝子検査を受けた182例を対象に、BRCA 遺伝子変異状況と費用対効率を検討した。
●MCG-Breast 基準を満たす1,184例の背景因子
  ・45歳未満で乳がん既往:62.5%
  ・60歳未満で原発性乳がん2回の既往:19.3%
  ・Triple-negative 乳がんの既往:35.7%
  ・乳がんと卵巣がんの既往:3.0%
  ・男性乳がん:2.2%
●MCG-Breast 基準を満たす1,184例の BRCA 遺伝子変異陽性率は9.9% (117/1,184) であった。各基準毎の BRCA 遺伝子変異陽性率
  ・45歳未満で乳がん既往:10.8%
  ・60歳未満で原発性乳がん2回の既往:14.0%
  ・Triple-negative 乳がんの既往:10.4%
  ・乳がんと卵巣がんの既往:27.8%
  ・男性乳がん:11.5%
●MCG-Breast 基準合致1,184例に家族を有する182例を加えた1,366例における BRCA 遺伝子変異陽性率は9.3% (127/1,366) であった。この遺伝子変異陽性127例に、おもな遺伝子検査検査実施基準を適合した場合の遺伝子変異陽性率
  ・MCG-Breast に家族歴を加味:96.9% (123/127)
  ・MCG-Breast:92.1% (117/127)
  ・NCCN:91.3%(116/127)
  ・Manchester Scoring System ≥ 15:51.2%(65/127)
  ・Breast and Ovarian Analysis of Disease Incidence and Cancer Estimation Algorithm ≥10:30.7%(39/127)
●MCG-Breast および MCG-Breast および家族歴にて遺伝子変異検査を場合の費用対効果(遺伝子検査なしとの比較)
 ○MCG-Breast
  ・年間死亡減少:161
  ・年間卵巣がん症例減少:502
  ・年間乳がん症例減少:302
  ・1症例あたり医療費増加:$2,733,869
  ・QALYs 増加:2,055
  ・1QALY あたりの医療費増:$1,330
 ○MCG-Breast に家族歴を加味
  ・年間死亡減少:204
  ・年間卵巣がん症例減少:647
  ・年間乳がん症例減少:373
  ・1症例あたり医療費増加:$3,363,675
  ・QALYs 増加:2,746
  ・1QALY あたりの医療費増:$1,225

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
日本乳癌学会評議員
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会評議員
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
日本乳癌学会評議員
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医