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言いたい放題乳腺外科コラム

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免疫チェックポイント阻害剤の有効性評価
  • 2019.05.13(Mon)
  • No.3016

免疫チェックポイント阻害剤の有効性評価において、OS の milestone restricted mean survival time (RMST) 比は、OS および PFS の milestone survival 比や、PFS の RMST 比より OS ハザード比と強く相関 。

https://jamanetwork.com/…/jamanetworko…/fullarticle/2732339…
https://doi:10.1001/jamanetworkopen.2019.3433

免疫チェックポイント阻害剤の臨床効果は、従来の化学療法剤や標的療法と比較して効果発現遅延・長期有効性を示すため、objective response rate や progression-free survival (PFS) は overall survival (OS) の代替エンドポイントとして不適切である。そこで、従来の代替エンドポイントに代わるマイルストーン解析の有用性を、システマティック・レビュー&メタ解析で検討した。PFS と OS の Kaplan-Meier curve から指定時点における試験薬とコントロルの生存率比、および指定時点までの試験薬とコントロルの曲線下面積 (restricted mean survival time [RMST]) 比を試験毎に算出し、OS ハザード比との相関係数を求めた。指定時点は PFS では6ヶ月と9ヶ月、OS では9ヶ月と12ヶ月とした。
●進行固形がんに対する26の phase 2 and 3 randomized clinical trials (8がん種・対象症例12,893例) を解析した。26試験のうち、PD-1 阻害剤単剤は12試験、PD-L1 阻害剤単剤は3試験、CTLA-4 阻害剤単剤は3試験、免疫チェックポイント阻害剤と化学療法あるいはワクチン療法との併用が7試験、PD-1 阻害剤とCTLA-4 阻害剤との併用が1試験であった。治療ラインはファーストラインが12試験、セカンドライン以降が14試験であった。OS を主あるいは副観察項目としていたのは20試験であった。観察期間は4.63-39.60ヶ月、中央値は12.17ヶ月であった。
●31比較のうち25の OS curves と26の PFD curves は試験開始後3-6ヶ月間は試験薬とコントロールで差がなく、免疫チェックポイント阻害剤の臨床効果発現遅延が認められた。
●OS ハザード比と milesone survival の相関。OS ハザード比は9ヶ月 OS および12ヶ月 OS と相関していた。6ヶ月 PFS および9ヶ月 PFS との相関は弱かった。
 ・6ヶ月 PFS:R2 = 0.12; 95% CI, 0-0.30)
 ・9ヶ月 PFS:R2 = 0.19; 95% CI, 0-0.44)
 ・9ヶ月 OS:R2 = 0.45; 95% CI, 0.27-0.74)
 ・12ヶ月 OS:R2 = 0.43; 95% CI, 0.22-0.70)
●OS ハザード比と milesone RMST との相関。OS ハザード比は9ヶ月 OS RMST および12ヶ月 OS RMST と相関していた。6ヶ月 PFS RMST および9ヶ月 PFS RMST との相関はは弱かった。
 ・6ヶ月 PFS RMST:R2 = 0.08; 95% CI, 0-0.34)
 ・9ヶ月 PFS RMST:R2 = 0.13; 95% CI, 0-0.37)
 ・9ヶ月 OS RMST:R2 = 0.60; 95% CI, 0.28-0.74)
 ・12ヶ月 OS RMST:R2 = 0.64; 95% CI, 0.42-0.78)