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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

フタル酸ジブチル Dibutyl phthalate 含有薬剤を長期摂取する
  • 2019.05.11(Sat)
  • No.3014

フタル酸ジブチル Dibutyl phthalate 含有薬剤を長期摂取すると、エストロゲンレセプター陽性乳がん罹患リスクが2倍に増加 。

"Phthalate Exposure and Breast Cancer Incidence: A Danish Nationwide Cohort Study."
https://ascopubs.org/doi/abs/10.1200/JCO.18.02202?af=R
https://doi.org/10.1200/JCO.18.02202

フタル酸エステルは内分泌攪乱物質とされ、エストラジオール様作用によって乳がんリスクを増加させる可能性が指摘されている。フタル酸エステルは医薬品 (遅延放出または持続放出カプセル) として使用されている。本報告では、Danish Medicines Agency データベースでフタル酸エステルを含有する医薬品を明らかにし、Danish National Prescription Registry と Danish Cancer Registry をリンクさせて、オランダ全国における医薬品からのフタル酸エステル摂取と乳がんリスクの関係を検討した。

●フタル酸エステルは29の一般名薬剤、430種の薬剤に含有されていた。
●オランダ全国の女性112万人が2005年から追跡開始され、中央値10年間のフォローアップを受けた。その間に27,111例が浸潤性乳がんに罹患し、このうちエストロゲンレセプター (ER) 陽性乳がんは84%であった。フタル酸エステル含有薬剤の処方を受けていたのは161,737例 (14%) であった。フタル酸エステル未暴露者と比較して、暴露者は高齢で、併存疾患を有するものが多かった。
●Diethyl phthalate、cellulose acetate phthalate、hydroxypropyl methylcellulose phthalate、polyvinyl acetate phthalate の暴露と乳がん罹患に相関はなかった。
●Dibutyl phthalate (DBP) の未暴露と比較した高レベル暴露 (累積 10,000 mg 以上) の ER 陽性浸潤性乳がんハザード比は1.9 (95% CI 1.1 to 3.5)、ER陰性浸潤性乳がんハザード比は0.99 (95% CI 0.14 to 7.0) であり、ER陽性浸潤性乳がん罹患リスクが増加していた。
●オランダ処方薬で DBP 含有薬剤は Bisacodyl (排便機能促進坐剤;テレミンソフト)、Budesonide (副腎皮質ホルモン;シムビコート)、Diclofenac (非ステロイド性抗炎症剤;ボルタレン)、炭酸リチウム製剤、Mesalamine (抗炎症剤;ペンタサ)。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
日本乳癌学会評議員
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会評議員
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
日本乳癌学会評議員
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医