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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

臨床試験の急増に伴い、臨床診療ガイドラインは
  • 2019.04.30(Tue)
  • No.3003

"Financial Conflicts of Interest and Authorship of Clinical Practice Guidelines—Trust Is Fragile."
https://jamanetwork.com/…/jamanetworkop…/fullarticle/2731676
https://doi:10.1001/jamanetworkopen.2019.2840

臨床試験の急増に伴い、臨床診療ガイドラインは治療の優先順位決定においてますます重要になっている。 影響力の増大に伴い、臨床診療ガイドラインで提供されるアドバイスは、患者・医療サービス・保険会社・社会・製薬企業にとって大きな経済的意味を有する。
日本の現状は、臨床診療ガイドライン作成の国際的ベンチマークである National Academy of Medicine による2011年の勧告 (すべての COI が開示 / 利益を受けているガイドライン著者は少数であるべき / ガイドライン作成委員長は利益を受けるべきではない) から大きく逸脱している。他の国でも同様のことが報告されている。米国内分泌学会ガイドラインにおいて、企業から利益を受けた著者は自己申告の42%に対し、US Open Payments データの調査では78%であった。オーストラリアでは、33の健康関連ガイドラインにおいて、COI を開示していない著者の24%が企業から支払いを受けている可能性があった。
これら報告は、臨床診療ガイドライン著者の COI 開示状況の妥当性に懸念を提起するものである。臨床診療ガイドラインの影響力増加に伴い、医学会・大学・政府は COI の過小開示を真剣に検討し、COI を有する著者の割合と指導的役割を減らすように努める必要がある。医療界の信頼は危機的状況である。信頼は失われやすい。