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言いたい放題乳腺外科コラム

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日本のがん診療ガイドライン著者の COI 状況に
  • 2019.04.29(Mon)
  • No.3002

日本のがん診療ガイドライン著者の COI 状況に関する齋藤宏章先生の報告。がん診療ガイドライン著者の78.2%が製薬会社から報酬を得ている 。

"Evaluation of Pharmaceutical Company Payments and Conflict of Interest Disclosures Among Oncology Clinical Practice Guideline Authors in Japan."
https://jamanetwork.com/…/jamanetworko…/fullarticle/2731682…
https://doi:10.1001/jamanetworkopen.2019.2834

日本で発刊された6つのがん診療ガイドライン (胃癌治療ガイドライン [2018年] / 大腸癌治療ガイドライン [2016年] / 肝臓癌治療ガイドライン [2017年] / 肺癌診療ガイドライン [2017年] / 膵癌診療ガイドライン [2016年] / 乳癌診療ガイドライン [2018年]) の著者326例について、製薬会社からの支払い情報を調査した。支払い情報は、日本製薬工業協会「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」に従い製薬企業78社が公表した、2016年度支払い分の公開情報から解析した。
●著者326人の内訳は、胃癌治療ガイドラインが26人、大腸癌治療ガイドラインが25人、肝臓癌治療ガイドラインが68人、肺癌治療ガイドラインが91人、膵癌診療ガイドライが50人、乳癌診療ガイドラインが72人。
●製薬企業から支払いを受けていたのは326人中255人 (78.2%) であった。総支払い回数は3,947件、総支払額は $3,444,193、支払額の内訳は講演が $2,696,777・著作が $181,944・コンサルタントが $554,381・詳細不明が $11,091 であった。一人あたりの支払い額中央値は $3,233、平均は $10,565、$10,000 以上の支払いを受けた著者は346人84人 (25.8%) であった。
●ガイドライン別の支払い状況 (支払い額中央値 / 支払いを受けた著者の割合 / $10,000 以上の支払いを受けた著者の割合 / $50,000 以上の支払いを受けた著者の割合)
 ・胃癌:$6,440 / 92% / 42% / 4%
 ・大腸癌:$7,781 / 92% / 44% / 1%
 ・肺癌:$2,560 / 77% / 27% / 9%
 ・肝臓癌:$3,057 / 92% / 42% / 4%
 ・乳癌:$2,538 / 75% / 19% / 1%
 ・膵癌:$2,207 / 76% / 22% / 2%
●肺癌および肝臓癌ガイドラインでは委員長がもっとも高額の支払いを受け (肺癌 $158,217、肝臓癌 $152,156)、その他のガイドライン作成委員長も全員が支払いを受けていた (胃癌 $16,194、乳癌 $47,147、大腸癌 $17,953ドル、膵臓癌 $506)。
●著者個々の利益相反が開示されているガイドラインは乳癌のみだった。肺癌、大腸癌、膵臓癌、肝細胞癌ガイドラインでは、著者と企業間の経済的関係が匿名で開示され、胃癌ガイドラインにはCOIの開示に関するセクションがなかった。