乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

電話による遠隔リハビリテーションは
  • 2019.04.06(Sat)
  • No.2979

電話による遠隔リハビリテーションは進行がん患者の身体機能および疼痛を改善し、入院期間を短縮ささせる。遠隔リハビリテーションに遠隔疼痛管理を追加しても、身体機能・疼痛・入院状況に有意な改善は得られない 。
"Effect of Collaborative Telerehabilitation on Functional Impairment and Pain Among Patients With Advanced-Stage Cancer. A Randomized Clinical Trial."
https://jamanetwork.com/…/jamaonco…/article-abstract/2729683
doi:10.1001/jamaoncol.2019.0011
COllaborative Care to Pre- serve PErformance in Cancer (COPE) trial は、遠隔リハビリテーション ± 遠隔疼痛管理が進行がん患者の身体機能および疼痛におよぼす影響を検討する無作為比較試験。対象は低〜中等度の身体機能障害を有する stage 3c-4 固形がんあるいは血液がん患者516例。対象はコントロール、遠隔リハビリ、遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理の3群に無作為化された。コントロール群では、身体機能と疼痛が電話や web ベース報告で定期的にモニターされ、治療担当チームに提供された。遠隔リハビリ群では、身体機能・疼痛の定期的モニターに加えて、理学療法士による電話でのリハビリテーション指導 (歩数計に基づく歩行プログラムと筋力運動プログラム) が行われた。遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理では、身体機能・疼痛定期的モニターと遠隔リハビリに加え、疼痛ケア専門看護師による疼痛管理が行われ、疼痛増悪時には治療担当チームに対応を促す連絡がなされた。介入は6ヶ月間実施され、身体機能 (Activity Measure for Postacute Care computer adaptive test [AM-PAC-CAT])、疼痛(疼痛強度スケール / 疼痛による日常生活への影響スケール)、QOL (EQ-5D-3L) の評価が、ベースライン・介入3ヶ月後・介入6ヶ月後に実施された。
●516例はコントロール群・遠隔リハビリ群・遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理群の各群それぞれに172例が割り付けられた。516例の性別は女性257例・男性259例、平均年齢は65.6歳であった。
●身体機能:コントロール群と比較して、遠隔リハビリ群では AM-PAC-CAT スコアが 良好であった (両群スコア差1.3; 95% CI 0.08-2.35; P = 0.03)。コントロール群と遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理群の AM-PAC-CAT スコアには有意差はなかった。
●疼痛:コントロール群と比較して、遠隔リハビリ群では疼痛強度が低かった (両群スコア差−0.4; 95% CI -0.78 to −0.07; P = 0.02)。コントロール群と比較して、遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理群では疼痛強度が低かった (両群スコア差−0.5; 95% CI, −0.84 to −0.11; P = 0.006)。コントロール群と比較して、遠隔リハビリ群では疼痛による日常生活への影響スケールが良好であった (両群スコア差−0.4; 95% CI, −0.78 to −0.09; P = 0.01)。コントロール群と比較して、遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理群では疼痛強度が低かった (両群スコア差−0.4; 95% CI, −0.79 to −0.10; P = 0.01)。
●入院:入院期間はコントロール群7.4日・遠隔リハビリ群3.5日・遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理群5.0であり、コントロール群と比較して遠隔リハビリ群は短期間であった。自宅退院率はコントロール群44.4%・遠隔リハビリ群73.8%・遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理群71.9%であり、コントロール群と比較して遠隔リハビリ群および遠隔リハビリ+遠隔疼痛管理群が高率であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
日本乳癌学会評議員
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会評議員
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
日本乳癌学会評議員
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医