乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

デジタルマンモグラフィ検診と比較して
  • 2019.03.08(Fri)
  • No.2956

デジタルマンモグラフィ検診と比較してトモシンセシス検診では、精検率が低く、特異度が高く、がん発見率が高い 。
"Association of Digital Breast Tomosynthesis vs Digital Mammography With Cancer Detection and Recall Rates by Age and Breast Density."
https://jamanetwork.com/j…/jamaoncology/fullarticle/2726028…
Population-based Research Optimizing Screening Through Personalized Regimens (PROSPR) consortium に所属する三施設 (University of Pennsylvania、University of Vermont、Geisel School of Medicine) において、2011-2914年に40−74歳女性に対して実施された digital mammography (DM) と digital breast tomosynthesis (DBT) による検診データを後ろ向きに解析した。
●対象となった女性は96,269人で、平均年齢は50歳、検査法別の平均年齢は DM 56.4歳・DBT 54.6歳。180,340回の検診が実施され、内訳は DM が129,369 (71.7%)・DBT が50,971 (28.3%) であった。
●精検率
 ・精検率は40-49歳で DM 16.3%・DBT 11.7%、50-64歳で DM 9.8%・DBT 7.6%、65-74歳で DM 8.4%・DBT 6.2%であり、全年齢層において DBT が低率
 ・乳房濃度別に DM と比較した DBT の精検オッズ比は、non-dense で0.62 (95% CI 0.54-0.72; P < 0.001)、dense で0.65 (95% CI 0.58-0.73; P < 0.001) であり、DMT で有意に低率
 ・年齢 / 乳房濃度で補正した DM と比較した DBT の精検オッズ比は0.64 (95% CI 0.57-0.72; P < 0.001) で、DMT で有意に低率
●乳がん発見率
 ・乳がん発見率は1,000検診あたり DM 4.83・DBT 6.42であり、DM と比較した DBT の乳がん発見オッズ比は1.41 (5% CI 1.05-1.89; P = 0.02) で、DBT で有意に高率
 ・乳がん発見率は、40-49歳では DM と比較して DBT で1,000人あたりの1.70高く、dense では DM と比較して DBT で1,000人あたりの2.27高かった
●感度・特異度
 ・感度は DM 90.6%・DBT 91.5%で、年齢 / 乳房濃度で補正した DM と比較した DBT の感度オッズ比は0.69 (95% CI 0.38-1.24; P = 0.21) であり、差はなかった
 ・特異度は DM 88.9%・DBT 91.3%で、年齢 / 乳房濃度で補正した DM と比較した DBT の感度オッズ比は1.46 (95% CI 1.30-165; P < 0.001) であり、DBT で有意に高かった
●陽性反応適中率
 ・精検例における陽性反応適中率は DM 3.85・DBT 6.29、年齢 / 乳房濃度で補正した DM と比較した DBT の陽性反応適中オッズ比は2.00 (95% CI 1.47-2.72; P < 0.001) であり、DBT で有意に高かった
 ・生検となった例での陽性反応適中率は DM 24.57・DBT 22.29、年齢 / 乳房濃度で補正した DM と比較した DBT の陽性反応適中オッズ比は1.33 (95% CI 0.99-1.78; P = 0.06) で、差はなかった。
●DM と比較して DBT は予後良好浸潤がん発見率が高かった
 ・1cm以下 / リンパ節転移陰性 / HER2 陰性の浸潤性乳がん発見率は DM 65.4%・DBT 73.7%で、DBT で高率であった
 ・DBT と比較した DM の予後不良乳がん発見オッズ比は2.28 (95% CI 1.15-4.52; P = 0.02) であり、DM で有意に高率であった

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
日本乳癌学会評議員
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会評議員
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
日本乳癌学会評議員
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医