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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

乳がん患者は診断から3年間の心房細動罹患リスクが増加。
  • 2019.02.03(Sun)
  • No.2923

乳がん患者は診断から3年間の心房細動罹患リスクが増加。60歳未満の乳がん患者では3年間を通じて、60歳以上では6ヶ月から3年の期間で心房細動罹患リスクが増加 。
"Incidence of atrial fibrillation in conjunction with breast cancer."
https://www.heartrhythmjournal.com/…/S1547-5271(18…/abstract

デンマークの4つの全国患者登録 (Danish National Patient Registry / Danish National Prescription Registry / Danish Civil Registration System / Danish Register of Causes of Death) を用いて、1998-2015年に診断された女性乳がん患者74,155例を抽出し、乳がん診断から3年以内の心房細動の累積罹患リスクを年齢および性別を一致させた非乳がんコントロール222,465例と比較した。
●対象の年齢中央値は62歳で、両群の合併症や治療薬剤は両群で差がなかった。
●フォローアップ3年間の心房細動累積罹患率は乳がん患者では1.33% (987例/74,155例)、コントロールでは1.36% (3,019例/222,465例) であり、
●60歳未満の乳がん患者ではフォローアップ期間を問わずに心房細動罹患リスクが増加しており、ハザード比はフォローアップ6ヶ月未満では2.10 (95% CI 1.25–3.44)、6ヶ月から3年まででは1.80 (95% CI 1.38–2.35) であった。
●60歳以上の乳がん患者では、フォローアップ6ヶ月未満では心房細動のリスク増加はなく (ハザード比1.13 [95% CI 0.95–1.34])、6ヶ月から3年まででリスクが増加していた (ハザード比1.14 [95% CI 1.05–1.25])。