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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

英国では中皮腫・膵がん・食道がん・肺がん・胃がん・原発不明がん患者
  • 2019.01.02(Wed)
  • No.2902

英国では中皮腫・膵がん・食道がん・肺がん・胃がん・原発不明がん患者の自殺リスクが高く、特に診断から6ヶ月以内が高リスク 。

"Risk of Suicide After Cancer Diagnosis in England."
https://jamanetwork.com/…/jamapsychiat…/fullarticle/2714596…

英国。Public Health England’s national cancer registration database を用いて、1995-2015年までにがん (非メラノーマ皮膚がんを除く) と診断された18-99歳の成人4,722,099例を対象に、自殺のリスクを一般成人と比較した。
●4,722,099例の性別は男性50.3%・女性49.7%、がん診断時年齢60歳以上は74.3%であった。
●観察期間22,036,669人年、観察期間中央値2.52年において、自殺者は2,491例 (男性1,719例・女性772例) で、全死亡の0.08%を占めていた。
●全がん症例の標準化死亡比は1.20 (95% CI 1.16-1.25)、1万人年あたりの過剰絶対リスクは0.19 (95% CI 0.15-0.23) であった。
●標準化死亡比・過剰絶対リスクがともに増加していたがん種は、中皮腫・膵・食道・肺・胃・原発不明の6がん種であった。
 ・中皮腫:標準化死亡比4.51 (95% CI 2.91-7.00)、1万人年あたり過剰絶対リスク4.20 (95% CI 1.84-6.57)
 ・膵:標準化死亡比3.89 (95% CI 2.77-5.48)、1万人年あたり過剰絶対リスク2.89 (95% CI 1.56-4.22)
 ・食道:標準化死亡比2.65 (95% CI 2.04-3.43)、1万人年あたり過剰絶対リスク1.83 (95% CI 1.07-2.60)
 ・肺:標準化死亡比2.57 (95% CI 2.23-2.97)、1万人年あたり過剰絶対リスク1.56 (95% CI 1.19-1.93)
 ・胃:標準化死亡比2.20 (95% CI 1.71-2.84)、1万人年あたり過剰絶対リスク1.35 (95% CI 0.72-1.98)
 ・原発不明:標準化死亡比1.98 (95% CI 1.38-2.85)、1万人年あたり過剰絶対リスク1.00 (95% CI 0.26-1.74)
●性別では女性と比較して男性の自殺リスクが高く、1万人年あたり過剰絶対リスクが男性で有意に高率であったがん種は、膵 (男性4.41・女性1.37)、食道 (男性2.40・女性0.72)、肺 (男性2.15・女性0.86)、胃 (男性2.11・女性−0.05)、頭頸部 (男性1.08・女性0.29)、結腸直腸 (男性0.47・女性0.05) であった。
●がん診断から時期では3年までは自殺リスクが高率であり、特に6ヶ月以内のリスクが最も高かった (標準化死亡比2.74[95% CI 2.52-2.98]; 1万人年あたり過剰絶対リスク1.77 [95% CI, 1.54-2.01)。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
日本乳癌学会評議員
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会評議員
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
日本乳癌学会評議員
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医