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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

術前化学療法 pathological complete response (pCR) 例の予後は
  • 2018.12.04(Tue)
  • No.2875

術前化学療法 pathological complete response (pCR) 例の予後は良好で、その傾向は triple negative および HER2 陽性で顕著。pCR 例の良好な予後は術後化学療法の有無に関係なく認められ、特定の症例では術後化学療法の省略が考慮できる

Pathological complete response after neoadjuvant chemotherapy and impact on breast cancer recurrence and mortality, stratified by breast cancer subtypes and adjuvant chemotherapy usage: Individual patient-level meta-analyses of over 27,000 patients
https://www.abstracts2view.com/sabcs18/view.php…

術前化学療法後の pCR に関するメタ解析。
●検討対象は52研究、27,895症例。
●非 pCR 例と比較した pCR 例の再発ハザード比は全症例で 0.31 (95% PI: 0.24-0.39)、triple negative で0.18 (95% PI: 0.10-0.31)、HER2 陽性で0.32 (95% PI: 0.21-0.47) であり、pCR 例の予後が良好であった。ホルモンレセプター陽性のハザード比は0.15 (95% PI: 0.02-1.10)、pCR 例の予後が良好な傾向であったが有意差はなかった。
●非 pCR 例と比較した pCR 例の全生存ハザード比は0.22 (95% PI: 0.15-0.30) であった。
●術後化学療法実施例において非 pCR 例と比較した pCR 例の再発ハザード比は全症例で 0.34 (95% PI: 0.18-0.61)、術後化学療法を非実施例においては0.36 (PI: 0.27-0.54) であり、いずれも pCR 例の予後が良好であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
日本乳癌学会評議員
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会評議員
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
日本乳癌学会評議員
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医