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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

乳房手術から6ヶ月後の疼痛と関連するのは
  • 2018.12.02(Sun)
  • No.2871

乳房手術から6ヶ月後の疼痛と関連するのは、術式では腋窩リンパ節郭清のみで、患者因子である若年・高BMI・不安・抑うつ・破局的思考など患者自身の精神社会因子が多く関わっている 。

"Chronic Pain After Breast Surgery: A Prospective, Observational Study."
https://link.springer.com/artic…/10.1245%2Fs10434-018-6644-x

アメリカ、Brigham and Women’s Hospital。2014-2017年に良悪性を問わずに乳房手術を受けた216例を対象に、術後6ヶ月後の慢性乳房痛と相関する因子を前向きに検討した。疼痛はPain Burden Indexにて部位別 (乳房 / 腋窩 / 胸壁 / 上肢) に0−10段階で評価し、スコア4以上を中等度以上疼痛とした。疼痛関連因子として評価した項目は術式 (乳房術式 / 再建方法 / 腋窩リンパ節術式)、および手術前患者の精神社会因子 (不安 / 抑うつ / 疼痛に対する破局的思考 [pain catastrophizing]*) とした。不安と抑うつはPatient Reported Outcome Measurement Information Systemにて、破局的思考はPain Catastrophizing Scaleで評価した。

* 疼痛に対する破局的思考 pain catastrophizing とは,痛みのことをあれこれ繰り返して考えてしまう“反芻”,痛みの脅威性を増幅してしまう“拡大視”,および痛みに対して無力に感じる“無力感”の3つのの側面で構成されている。

●216例の平均年齢は55.6歳、手術目的は浸潤がんが57.2%・非浸潤がんが14.8%・予防手術が4.6%・良性疾患が3.7%、乳房手術内容は乳房温存手術が54.2%・乳房切除が10.2%・乳房切除+乳房再建が35.6%、乳房再建を受けた77例の再建術式は組織拡張器が79.2%・直接インプラント挿入が1.3%・DIEP flapが11.7%・広背筋皮弁が3.9%・腹直筋皮弁が3.9%、腋窩手術術式は手術なしが21.8%・センチネルリンパ節生検が63.4%・腋窩リンパ節郭清が14.8%であった。
●術後6ヶ月時点で乳房・上肢・胸壁・腋窩のいずれかに、スコア4以上の中等度疼痛と訴えた者は20.4%であった。
●疼痛なしあるいは疼痛スコア1−3と比較して中等度以上疼痛と相関した因子
 ・腋窩リンパ節郭清術実施例 (p<0.001)
 ・若年 (p<0.001)
 ・高BMI (p=0.01)
 ・術前評価でPROMIS評価で不安が強い (p=0.017)
 ・術前評価でPROMIS評価で抑うつが強い (p<0.001)
 ・術前評価で破局的思考傾向が強い (p=0.005)
●乳房手術術式と中等度疼痛には相関がなかった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
日本乳癌学会評議員
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会評議員
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
日本乳癌学会評議員
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医