乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

米国における乳がん術後フォローアップ10年間の乳房生検率
  • 2018.02.10(Sat)
  • No.2672

米国における乳がん術後フォローアップ10年間の乳房生検率は64歳以下で23.4%・66歳以上で14.9%、生検後にがん治療が実施される割合は64歳以下で29.8%・66歳以上で23.2% 。

"Incidence and Outcome of Breast Biopsy Procedures During Follow-up After Treatment for Breast Cancer."
https://jamanetwork.com/jou…/jamasurgery/fullarticle/2670745

MarketScan Commercial Claims and Encounters databaseとSEER–Medicare databaseを用いて、2000-2011年にstage 1-3 浸潤性乳がんと診断された121,879例を収集し、乳がんフォローアップ期間中の乳房生検頻度を2017年まで調査した。
●121,879例のうち、MarketScan Commercial Claims and Encounters databaseによる64歳以下は42,510例、SEER–Medicare databaseによる66歳以上は80,369例。平均年齢は64歳以下群52.8歳・66歳以上群76.3歳。乳房温存手術例は64歳以下群24,341例 (58.6%)・66歳以上群47,578例 (59.2%)。観察期間中央値は64歳以下群では3.7年、66歳以上群では5.8年。
●乳房生検は64歳以下群では42,510例中4,158例 (10.0%)、66歳以上群では80,369例中9,747例 (12.1%) で行われていた。乳房生検率は64歳以下群では5年14.7%・10年23.4%、66歳以上群では11.8%・14.9%であった。
●手術と放射線治療別の乳房生検率の関係は、64歳以下群では乳房部分切除+全乳房照射例と比較して乳房部分切除+小線源療法例および乳房部切除のみ例において乳房生検率が高率で、乳房部分切除+全乳房照射と比較したハザード比は乳房部分切除+小線源療法では1.53 (95% CI 1.38-1.70; P < 0 .001)、乳房部切除では1.43 (95% CI 12.8-1.60; P < 0 .001) であった。66歳以上群では乳房部分切除+全乳房照射例と比較した乳房生検率は乳房部分切除+小線源療法例で高く、乳房部切除のみ例で低くなり、乳房部分切除+全乳房照射と比較したハザード比は乳房部分切除+小線源療法では1.76 (95% CI 1.63-1.91; P < 0.001)、乳房部切除のみでは0.80 (95% CI 0.74-0.86; P < 0.001)であった。
 〇64歳以下群の5年乳房生検率
  ・乳房部分切除+全乳房照射:16.7%
  ・乳房部分切除+小線源療法:24.0%
  ・乳房部分切除のみ:22.0%
  ・乳房切除:10.4%
 〇66歳以上群の5年乳房生検率
  ・乳房部分切除+全乳房照射:15.1%
  ・乳房部分切除+小線源療法:25.0%
  ・乳房部分切除のみ:9.4%
  ・乳房切除:7.7%
●手術と照射方法以外で乳房生検と相関した因子は、64歳以下群ではホルモン療法実施 (ハザード比0.88 [95% CI 0.82-0.93; P < 0.001])、66歳以上群では全身化学療法実施 (ハザード比1.31 [95% CI 1.25-1.37; P < 0.001])・年齢 (66-69歳と比較した85歳以上のハザード比0.40 [95% CI 0.36-0.44; P < 0.001])・ホルモン療法の実施 (0.91 [95% CI 0.85-0.97; P = 0.002]) であった。
●乳房生検後にがん治療が実施されていたのは、64歳以下群では4,158例中1,239例 (29.8%)、66歳以上群では9,747例中2,258例 (23.2%) であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
日本乳癌学会評議員
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会評議員
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
日本乳癌学会評議員
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医