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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

アンドロゲン受容体拮抗薬であるenzalutamideは
  • 2018.02.09(Fri)
  • No.2671

アンドロゲン受容体拮抗薬であるenzalutamideは、androgen receptor (AR) 陽性の局所進行・転移性のtriple negative乳がんに対して臨床的有用性と安全性を有している 。

"Enzalutamide for the Treatment of Androgen Receptor–Expressing Triple-Negative Breast Cancer."
http://ascopubs.org/doi/abs/10.1200/JCO.2016.71.3495

MDV3100-11試験は、AR陽性の局所進行・転移性triple negative乳がんを対象に、enzalutamideの有効性と安全性を検討するsingle-arm, open-label, phase II trial。ARは免疫組織化学的手法で検索、Intent-to-treat (ITT) populationでは AR > 0% を陽性、evaluable subgroupでは AR ≧ 10% を陽性とした。主観察項目は投与開始後16週時点のclinical benefit rateとし、副観察項目はprogression-free survival、overall survival、安全性とした。
●Triple negative 乳がんサンプル368検体のうち、AR > 0% は約80%、AR ≧ 10% は約55%であった。
●Intent-to-treat (ITT) populationは118例、evaluable subgroupは78例。ITT populationの背景因子では、Eastern Cooperative Oncology Group performance statusは0が58%・1が42%、内臓転移例は63%、骨単独転移例は11%、三臓器以上転移例は67%、進行再発病巣に対する前治療歴は中央値が1・前治療歴0が19%・1が36%・2が16%・3以上が29%、進行再発病巣に対する前治療はcapecitabineが44%・taxanesが50%・白金製剤が42%・eribulinが19%。
● ITT populationのenzalutamide投与期間中央値は8.1週で、投与中止理由で最も多かったのは病状進行であった。
● 投与開始後16週時点のclinical benefit rateは、ITT populationでは25%、evaluable subgroupでは33%であった。
●Progression-free survival中央値は、ITT populationでは2.9ヶ月、evaluable subgroupでは3.3ヶ月であった。
●Overall survival中央値は、ITT populationでは12.7ヶ月、evaluable subgroupでは17.6ヶ月であった。
●有害事象のうち、enzalutamideに関連するグレード3以上は倦怠感 (3.4%) のみであった。重篤有害事象は25%に認めたが、そのほとんどは病状進行に由来し、enzalutamideに関連するものはなかった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医