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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

がんサバイバーの再発への恐れに対する介入試験
  • 2017.11.11(Sat)
  • No.2585

がんサバイバーの再発への恐れに対する介入試験。注意コントロール介入と比較して、注意訓練・メタ認識・受容/マインドフルネス・再発フォローアップ検査に対する態度・価値観に基づくゴール設定による介入により、介入直後から6ヶ月後まで有意な再発への恐れの改善が得られる 。

"Randomized Trial of ConquerFear: A Novel, Theoretically Based Psychosocial Intervention for Fear of Cancer Recurrence."
http://ascopubs.org/doi/abs/10.1200/JCO.2017.73.1257

オーストラリア。Stage 0-3 乳がん・Duke's stage A-C 大腸がん・stage 1A-2B メラノーマで、ホルモン療法を除く全身療法を終了した時点で転移がなく、がん再発への恐れ fear of cancer (FCR) を有するサバイバー222例を対象に、介入 (ConquerFear) が再発の不安に対する効果を検討する無作為比較試験。 FCR は42項目からなる Fear of cancer recurrence Inventory [FCRI] score で評価し (各項目のスコアは0-4、総スコアは0-168、スコアが高いほど恐れが強い)、本試験対象の適格基準はFCRI score 13以上とした。ConquerFear では 注意訓練・メタ認識 (自身の思考や行動を客観的に把握し自己認識すること)・受容/マインドフルネス・再発フォローアップ検査に対する態度・価値観に基づくゴール設定を通して、再発の恐れをコントロールする介入が行われた。対照では Taking-it-Easy として、筋肉弛緩やリラクゼーションによる attention control 介入が行われた。ConquerFear 群、Taking-it-Easy 群ともに、10週間以上の期間に60〜90分間の心理学者あるいは精神科医による介入が5回実施された。主観察項目は、ベースライン・介入直後・3ヶ月後・6ヶ月後の FCRI total score。
●222例中、Taking-it-Easy 群が101例、ConquerFear 群が121例。全対象の平均年齢は52.27歳、性別は女性が95%、診断からの期間中央値は29.1ヶ月、治療終了からの期間中央値は17.4ヶ月、がん種は乳がん87%・大腸がん8%・メラノーマ2%・不明3%、全身療法として化学療法歴ありが78%、介入時全身療法はなしが32%・ホルモン療法中が60%、FCRI 平均値は23.26。
●FCRI total score は、ベースラインでTaking-it-Easy 群 85.3・ConquerFear 群 82.7、介入直後でTaking-it-Easy 群 78.0 (ベースラインから-7.6)・ConquerFear 群 64.5 (ベースラインから-18.1) (p<0.001)、介入から3ヶ月後でTaking-it-Easy 群 70.9 (ベースラインから-15.6)・ConquerFear 群 59.4 (ベースラインから-23.1) (p=0.0170)、介入から6ヶ月後でTaking-it-Easy 群 67.5 (ベースラインから-19.1)・ConquerFear 群 55.5 (ベースラインから-26.9) (p=0.0176)、いずれも ConquerFear 群における FCRI total score 改善が大きかった。
●FCRI score のパラメーターのうち severity・coping strategy・psychological distress・trigger・cancer-specific distress total score・mental QOL・metacognitions total score 各項目は、Taking-it-Easy 群のベースラインから介入直後の改善と比較して ConquerFear 群での改善が大きかった。介入から6ヶ月後においても、psychological distress と cancer-specific distress total score ではConquerFear 群の有意な改善が維持されていた。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医