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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

docetaxel 投与期間を7サイクル以上
  • 2017.11.08(Wed)
  • No.2582

CLEOPATRA 試験において docetaxel 投与期間を7サイクル以上としても6サイクルと成績は変わらない 。

"Effect of docetaxel duration on clinical outcomes: exploratory analysis of CLEOPATRA, a phase III randomized controlled trial."
https://academic.oup.com/…/d…/10.1093/annonc/mdx406/4589595…

CLEOPATRAはHER2陽性の切除不能局所再発・転移性乳がんを対象に、pertuzumab+trastuzumab+docetaxel とplacebo+trastuzumab+docetaxel の成績を比較する無作為比較試験。本試験の対象804例について、docetaxel 投与期間を6サイクル未満・6サイクル・7サイクル以上に分け、その成績を比較した。
●804例中、6サイクル未満が119例・6サイクルが210例・7サイクル以上が475例。Docetaxel 投与回数中央値は6サイクル未満のplacebo 3・perutuzumab 3、6サイクルのplacebo 6・perutuzumab 6、7サイクル以上ののplacebo 10・perutuzumab 10。Docetaxel の dose intensity (mg/m2/week) 中央値は6サイクル未満のplacebo 25.0・perutuzumab 25.0、6サイクルのplacebo 24.9・perutuzumab 24.6、7サイクル以上ののplacebo 24.8・perutuzumab 24.5。
●投与中止理由:
 ・Docetaxel 6サイクル未満群における docetaxel のみ投与中止は control 63例中10例 (15.9%)・perutuzumab 56例中13例 (23.2%) で、すべて有害事象あるいは併発症のためであった。抗HER2治療を含めたすべての治療薬中止は control 63例 (100%)・perutuzumab 54例 (96.4%) で、投与中止理由でもっとも多かったのは病状進行で、control 40例 (63.5%)・perutuzumab 28例 (51.9%)。
 ・Docetaxel 6サイクル群における docetaxel のみ投与中止は control 96例中76例 (79.2%)・perutuzumab 114例中102例 (89.5%)、投与中止理由は予定終了が control 36例 (47.4%)・perutuzumab 59例 (57.8%) と最も多く、有害事象あるいは併発症による中止は control 24例 (31.6%)・perutuzumab 114例 (13.7%) であった。抗HER2治療を含めたすべての治療薬中止は control 85例 (88.5%)・perutuzumab 97例 (85.1%) で、投与中止理由でもっとも多かったのは病状進行で、control 70例 (82.4%)・perutuzumab 82例 (84.5%)。
 ・Docetaxel 7サイクル以上群における docetaxel のみ投与中止は control 群237例中175例 (73.8%)・238例中191例 (80.3%)、投与中止理由は有害事象あるいは併発症による中止が control 群60例 (34.3%)・perutuzumab 72例 (37.7%)、予定終了が control 65例 (37.1%)・perutuzumab 41例 (21.5%) であった。抗HER2治療を含めたすべての治療薬中止は control 197例 (83.1%)・perutuzumab 187例 (78.6%) で、投与中止理由でもっとも多かったのは病状進行で、control 171例 (86.8%)・perutuzumab 154例 (82.4%)。
●Docetaxel 投与回数を問わず、placebo と比較した pertuzumab の progression-free survival (PFS) ハザード比は0.61 (95% CI 0.51-0.74; p<0.0001)、overall survival (OS) ハザード比は0.60 (95% CI 0.49-0.74; p<0.0001)、pertuzumab の成績が良好であった。Docetaxel 投与状況を加味しても placebo と比較した pertuzumab の成績は良好で、PFS ハザード比は docetaxel 6サイクル未満0.395・6サイクル0.62・7サイクル以上0.63、OS ハザード比は docetaxel 6サイクル未満0.58・6サイクル0.70・7サイクル以上0.61であった。
●Docetaxel 6サイクルと比較した 7サイクル以上の PFS ハザード比は0.80 (95% CI 0.63-1.01; p=0.0640)、OS ハザード比は0.88 (95% CI 0.69-1.12; p=0.3073)、有意差はなかった。
●Docetaxel 6サイクルと比較した 6サイクル未満の PFS ハザード比は1.72 (95% CI 1.13-2.60; p=0.0106)、OS ハザード比は2.49 (95% CI 1.79-3.48; p<0.0001)、6サイクル未満の予後は不良であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
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飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
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病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医