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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

乳房温存手術後の放射線治療省略例は36%
  • 2017.11.06(Mon)
  • No.2580

Medicare データによると、乳房温存手術後の放射線治療省略例は36% 。

"Radiation therapy utilization in Medicare beneficiaries with early-stage breast cancer."
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cncr.30989/full

Medicare データを用いて、2012年から2014年に乳房部分切除を受けた65歳以上のstage 0-1乳がん800例を対象に、乳房放射線治療の状況を調査した。
●800例中、放射線治療を受けていたのは508例 (64%)。
●照射群と非照射群の背景因子では、平均年齢は照射群72.4歳・非照射群75.8歳 (p<0.001)、Charlson comorbidity score ≧2は照射群27.4%・非照射群38.4% (p=0.002)、stage 0 は照射群20.9%・非照射群31.9% (p<0.001)。ホルモンレセプター状況、人種、施設症例数には差を認めなかった。
●多変量解析で放射線治療省略と相関した因子は、年齢 (65-70歳と比較したオッズ比は71-80歳 1.97 [95% CI 1.41-2.76]、80歳以上 15.10 [95% CI 3.11-8.38])、ステージ (stage 1と比較したstage 0のオッズ比は2.05 [95% CI 1.45-2.90])、Charlson comorbidity score (0と比較した≧2のオッズ比は1.57 [95% CI 1.09-2.26]) であった。
●非照射群でホルモン療法を受けているのは41%であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医