乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

フリーダイヤル
0120-150-929(イコークリニック)
tel
03-5916-0114(オーイイヨ)
受付時間
月〜金 9:00〜19:00 (土17:30まで)

2006年6月〜
201711月まで

乳がんの発見数
1776
詳細はコチラ >>
J.POSHへの寄付金
2964万円
詳細はコチラ >>
新患数
42365
詳細はコチラ >>

言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

培養細胞およびヌードマウスによる基礎研究
  • 2017.10.06(Fri)
  • No.2549

培養細胞およびヌードマウスによる基礎研究。運動による乳がん罹患リスク低下は、腫瘍抑制に働く Hippo signaling pathway が血清カテコラミンにより活性化されることに因る 。

"Exercise-Induced Catecholamines Activate the Hippo Tumor Suppressor Pathway to Reduce Risks of Breast Cancer Development."
http://cancerres.aacrjournals.org/content/77/18/4894.long

●ER+ / PgR+ / HER2– の乳がん細胞株 MCF-7 と ER- / PgR- / HER2– の乳がん細胞株 MDA-MB-231を、乳がん患者血清と共に培養する実験:安静時の乳がん患者血清と比較して、2時間運動負荷後の乳がん患者血清を用いた場合、乳がん細胞生存率は MCF-7 で11% (p<0.05)、MDA-MB-231 は9%減少した (p<0.05)。健常成人女性の血清を用いた場合も、安静時血清と比較して、1時間運動負荷後血清との培養では乳がん細胞生存率は MCF-7 で10% (p<0.01)・MDA-MB-231で14%減少 (p<0.05)、2時間運動負荷後血清では乳がん細胞生存率は MCF-7 で19% (p<0.001)・MDA-MB-231で13%減少した (p<0.05)。
●健常成人女性の血清と48時間反応後にヌードマウスに MCF-7 と MDA-MB-231 を移植する実験:安静時女性の血清ではヌードマウスへの MCF-7 生着率が90%であるのに対し、運動負荷後女性の血清では生着率は45%が減少、最終腫瘍量は76%減少した (p<0.05)。MDA-MB-231 の生着率も安静時女性血清の場合より、運動負荷後女性血清での生着率が低い傾向を示したが、有意差はなかった。
●健常女性および乳がん患者では、安静時と比較して運動負荷後は血清 epinephrine と norepinephrine の濃度が増加していた。
●運動後乳がん患者血清と MCF-7 の培養で認められるがん細胞生存率の減少は、β-ブロッカー propranolol を反応させた場合には認められず、カテコラミンが腫瘍増殖抑制因子と考えられた。β-ブロッカーによるがん細胞生存率減少を抑制する効果は MDA-MB-231 では認められなかった。
●MCF-7、MDA-MB-231 を epinephrine や norepinephrine と培養すると、いずれのカテコラミンにおいても用量依存性にがん細胞生存率が低下した。
●MCF-7 を運動後乳がん患者血清と培養すると、腫瘍抑制系 Hippo signaling pathway の腫瘍細胞質内の転写活性化補助因子 YAP が増加し、YAP 標的遺伝子 (ANKRD1 / CTGF / CYR61) の発現が増加していた。MDA-MB-231 と運動後乳がん患者血清の培養では、MCF-7 ほどのYAP 標的遺伝子発現の増加は認めなかった。
●MCF-7 移植ヌードマウスに運動負荷するとコントロールと比較して腫瘍量が36%減少 (p<0.05) し、腫瘍細胞において YAP の増加とANKRD1 と CTG 発現が増加していた。MDA-MB-231 移植ヌードマウスに運動負荷するとコントロールと比較して腫瘍量は66%減少 (p<0.01) したが、YAP や ANKRD1 / CTG 発現増加は認めなかった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医