乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

フリーダイヤル
0120-150-929(イコークリニック)
tel
03-5916-0114(オーイイヨ)
受付時間
月〜金 9:00〜19:00 (土17:30まで)

2006年6月〜
201710月まで

乳がんの発見数
1766
詳細はコチラ >>
J.POSHへの寄付金
2930万円
詳細はコチラ >>
新患数
42202
詳細はコチラ >>

言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

最新研究では40歳からのマンモグラフィ検診を支持
  • 2017.09.07(Thu)
  • No.2524

 マンモグラフィによる乳がん検診は、何歳から何歳まで、どの程度の間隔を空けて受けるべきなのか―。複数の異なる指針が存在する米国では適切な検診スケジュールをめぐって議論が続いているが、「Cancer」8月21日オンライン版で報告された研究では、乳がんによる死亡を減らす上で最大の効果が期待できるのは、「40歳から84歳までの間に年1回」であることが示された。

 米国ではマンモグラフィ検診を必要とする年齢や頻度について、米国がん協会(ACS)や米国産科婦人科学会(ACOG)、米国予防医療作業部会(USPSTF)など学会や団体によって異なる指針を示している。そこで、米コロラド大学医学部放射線学教授のR. Edward Hendrick氏らは今回、1960年生まれの全ての女性が(1)40歳から84歳まで年1回(2)45歳から54歳まで年1回、55歳から79歳までは2年ごと(3)50歳から74歳まで2年ごと―のいずれかのスケジュールでマンモグラフィ検診を受けた場合のリスクとベネフィットを比較した。

 その結果、乳がんによる死亡を最も多く低減できるスケジュールは、「40歳から84歳まで年1回」であることが分かった。このスケジュールでマンモグラフィ検診を受けると、乳がんによる死亡を39.6%低減できると推定された。

 一方、「45歳から54歳まで年1回、55歳から79歳までは2年ごと」の場合は30.8%、「50歳から74歳まで2年ごと」の場合は23.2%の乳がんによる死亡低減につながると推定された。

 さらに1960年生まれの米国人女性が全員、これらのスケジュールのいずれかでマンモグラフィ検診を受けた場合に回避できる乳がんによる死亡は、「40歳から84歳まで年1回」で約2万9,400件、「45歳から54歳まで年1回、55歳から79歳までは2年ごと」で約2万2,800件、「50歳から74歳まで2年ごと」で約1万7,200件だった。この結果を踏まえ、Hendrick氏は「乳がんによる早期死亡を回避するには40歳から毎年受けるのがベスト」と述べている。

 同氏によると、米国で生涯に乳がんと診断される女性の割合は8人に1人に上る。しかし、40歳から2年に1回以上、マンモグラフィを受ける女性は5割程度だという。「どのスケジュールでマンモグラフィ検診を受けるのかによって、回避できる乳がんを原因とした死亡の数はかなり変動する」と同氏は強調している。

 ただ、今回の研究では費用の分析が行われていないほか、既存の検査機器とスタッフだけで検診受診者の増加に対応できるのかといった問題も検討されていない。また、偽陽性の結果が出ることで必要のない追加の検査が行われるという問題もある。しかし、Hendrick氏は「平均的な40歳代の女性が毎年スクリーニングを受けた場合、そのようことが起こる確率は12年に1回程度。また、実際には乳がんでないのに生検が実施される確率も150年に1回ほど」と話す。さらに、マンモグラフィで乳がんを見逃したり、放射線被曝により乳がんになるリスクもわずかだとしている。

 一方、「45歳から54歳まで年1回、55歳から79歳までは2年ごと」を推奨するACSのOtis Brawley氏は、この研究結果について「平均的なリスクの40歳女性では、マンモグラフィ検診を受けたか否かが5?10年以内の健康状態に影響する可能性は極めて低い」と指摘。「マンモグラフィは不完全なツールであり、偽陽性の確率も高い」としている。

 さらに同氏は「マンモグラフィは50歳未満の女性では最善の検査法とはいえないばかりでなく、50?70歳の女性にもとりわけ優れた検査法というわけではない」との見方を示し、「新たな乳がんの検査法を開発することが重要」としている。

[2017年8月21日/HealthDayNews]Copyright (c) 2017 HealthDay. All rights reserved.

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医