乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

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2006年6月〜
20176月まで

乳がんの発見数
1719
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J.POSHへの寄付金
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新患数
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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

TOP2A遺伝子変異のないリンパ節転移陽性
  • 2017.07.04(Tue)
  • No.2477

TOP2A遺伝子変異のないリンパ節転移陽性あるいはリンパ節転移陰性ハイリスク乳がんに対するアジュバント化学療法では、タキサンにアンスラサイクリンを追加する意義はない 。

"Adjuvant Cyclophosphamide and Docetaxel With or Without Epirubicin for Early TOP2A-Normal Breast Cancer: DBCG 07-READ, an Open-Label, Phase III, Randomized Trial."
http://ascopubs.org/doi/abs/10.1200/JCO.2017.72.3494

DBCG 07-READ試験。TOP2A遺伝子変異のないリンパ節転移陽性乳がん、あるいはリンパ節転移陰性ハイリスク乳がん (年齢39歳以下、腫瘍径2.1cm以上、グレード2 or 3、エストロゲンレセプター陰性、HER2陽性、以上を一つ以上満たす) を対象に、EC-D (epirubicin 90 mg/m2 + cyclophosphamide 600 mg/m2 3サイクル → docetaxel 100 mg/m2 3サイクル) と DC (docetaxel 75 mg/m2 + cyclophosphamide 600 mg/m2 6サイクル) の成績を比較するopen-label phase III trial。対象は2,012例で、EC-D群が1,001例、DC群が1,011例。主観察項目は disease-free survival (DFS)。副観察項目はoverall survival (OS)、distant disease–free survival、毒性。
●観察期間中央値69ヶ月。
●5年DFSはEC-D群87.9%、DC群88.3%。再発ハザード比1.00 (95% CI 0.78-1.28; p=1.00)、両群の成績に有意差はなかった。
●遠隔転移ハザード比は1.12(95% CI 0.86-1.47; p=0.40)、両群の成績に有意差はなかった。
●5年OSはEC-D群94.8%、DC群93.9%。死亡ハザード比1.15 (95% CI 0.83-1.59; p=0.41)、両群の成績に有意差はなかった。
●サブ解析:閉経前症例のDFSはDCが、閉経後症例のDFSはEC-Dが有意に良好であり、OSも同様の傾向を示した。グレード3乳がんのDFSおよびOSはDCが、グレード1−2のDFSおよびOSはEC-Dが有意に良好であった。組織型・リンパ節転移状況・腫瘍径・ER状況・HER2状況・Ki67状況別解析ではEC-DとDCの成績に差を認めなかった。
●グレード3-4の発熱性好中球減少症頻度はEC-D群10%・DC群6%、EC-D群が有意に高率であった (p=0.01)。非血液毒性でEC-Dに高率であったのは口内炎・筋肉関節痛・嘔吐・嘔気・倦怠感・末梢神経障害、DCに高率であったのは浮腫であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
松山赤十字病院
病理診断科 副部長
病理専門医・細胞診専門医
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医