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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

35歳未満 / ホルモンレセプター陽性 / HER2陰性の術後乳がんにおいて
  • 2017.06.28(Wed)
  • No.2473

35歳未満 / ホルモンレセプター陽性 / HER2陰性の術後乳がんにおいて、卵巣機能抑制治療 + tamoxifenあるいはexemestaneの成績はtamoxifen単独より良好。卵巣機能抑制により更年期障害によるQOL低下を来すが、その程度は35歳以上と変わらない 。

"Treatmen...t Efficacy, Adherence, and Quality of Life Among Women Younger Than 35 Years in the International Breast Cancer Study Group TEXT and SOFT Adjuvant Endocrine Therapy Trials."http://ascopubs.org/doi/abs/10.1200/JCO.2016.72.0946

Suppression of Ovarian Function Trial (SOFT) はOFS+tamoxifen、OFS+exemestane、tamoxifen単独の成績を比較する無作為比較試験。Tamoxifen and Exemestane Trial (TEXT) は閉経前ホルモンレセプター陽性手術後乳がんを対象に、卵巣機能抑制治療 ovarian function suppression (OFS)+tamoxifenとOFS+exemestaneの成績を比較する無作為比較試験。本報告では両試験対象の35歳未満症例についてサブ解析を実施した。
●SOFTでホルモンレセプター陽性/HER2陰性/35歳未満は240例。5年 breast cancer–free interval (BCFI) は tamoxifen単独群67.1%、OFS+tamoxifen群75.9%、OFS+exemestane群83.2%。
●TEXTでホルモンレセプター陽性/HER2陰性/35歳未満は145例。5年 breast cancer–free interval (BCFI) は OFS+tamoxifen群79.2%、OFS+exemestane群81.6%。
●35歳未満症例のQOL評価で最も悪化していたのは更年期障害 (ホットフラッシュ・発汗) であり、その他に性的興味消失や性的興奮困難にも悪化を認めた。ただし35歳未満症例QOLスコア悪化程度は35歳以上と同程度であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医