乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

リンパ節転移陰性/高リスク乳がんに対するアンスラサイクリン
  • 2017.06.27(Tue)
  • No.2472

リンパ節転移陰性/高リスク乳がんに対するアンスラサイクリンとタキサンによる術後全身化学療法、逐次投与と同時投与で disease-free survival に差は認められない 。

"Sequential vs concurrent epirubicin and docetaxel as adj...uvant chemotherapy for high-risk, node-negative, early breast cancer: an interim analysis of a randomised phase III study from the Hellenic Oncology Research Group."
http://www.nature.com/…/…/vaop/ncurrent/abs/bjc2017158a.html

ギリシャ。腫瘍径2.1cm以上、あるいは腫瘍径1.1-2.0cmでホルモンレセプター陰性 / グレード3 / Ki67 41%以上 / 脈管侵襲ありのうち二つ以上を満たす浸潤性乳がん658例を対象とした、epirubicin と docetaxel の逐次投与と同時投与の成績を比較する無作為比較試験。逐次投与ではepirubicin 90 mg/m2 × 4サイクル → docetaxel 75 mg/m2 × 4サイクル、同時投与ではepirubicin 75 mg/m2 + docetaxel 75 mg/m2 ×6サイクルとした。主観察項目はdisease-free survival (DFS)。
●逐次投与群・同時投与群ともに329例。両群の背景因子に有意差はなく、年齢中央値53歳、閉経前症例が43.9%、腫瘍径2cm以下が44.2%、グレード
3腫瘍が52.7%、ホルモンレセプター陰性が35.3%。
●観察期間中央値70.5ヶ月時点で、再発は逐次投与群29例 (8.8%)・同時投与群42例 (12.8%)、死亡は逐次投与群11例 (3.3%)・同時投与群19例 (5.8%)、いずれも有意差はなかった。5年DFS率は逐次投与群92.6%・同時投与群88.2%、ハザード比1.591 (95% CI 0.990–2.556; P=0.055)。
●5年 overall survival は逐次投与群98.7%・同時投与群96.3%、ハザード比1.896 (95% CI 0.902–3.987; P=0.091)。
●全グレード2-4毒性頻度は逐次投与群54%・同時投与群41%、逐次投与群で高率であった。グレード2-4 発熱性好中球頻度は逐次投与群2.7%・同時投与群6.1%、嘔気/嘔吐は逐次投与群18.5%・同時投与群12.4%、いずれも同時投与群で高率であった (P=0.06、P=0.03)。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医