乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

エストロゲン・レセプター状況は
  • 2017.06.19(Mon)
  • No.2467

エストロゲン・レセプター状況は40歳以上の浸潤性乳がんでは予後因子であるが、40歳未満では予後との相関を認めない 。

"The prognostic effect of estrogen receptor status differs for younger versus older breast cancer patients."
https://link.springer.com/article/10.1007/s10549-017-4333-2

カナダ Women’s College Hospital で1987年から2009年に治療を行った浸潤性乳がん1,910例について、年齢別 / estrogen receptor (ER) 状況別の予後を後ろ向きに検討した。
●1,910例のER別内訳はER陽性が1,347例 (70.5%)、ER陰性が563例 (29.5%)。ER陽性例は年齢が高く (診断時平均年齢 55.2歳 vs. 50.8歳; p<0.0001)、腫瘍径が小さく (平均腫瘍径 21.4mm vs. 28.6mm; p<0.0001)、タモキシフェン投与例が多く (58.9% vs. 25.9%; p<0.0001)、化学療法実施例が少なかった (28.9% vs. 46.2%; p<0.0001)。
●15年乳がん特異生存率はER陽性が77%、ER陰性が70%、ER陰性に対するER陽性の乳がん特異死亡ハザード比は0.69 (95% CI 0.56–0.85; p = 0.0006)、ER陽性の予後が良好であった。
●診断時40歳未満例 (213例) の15年乳がん特異生存率はER陽性が55%、ER陰性が61%、ER陰性に対するER陽性の乳がん特異死亡ハザード比は0.90 (95% CI 0.57–1.41; p = 0.64)、ER状況では予後に差を認めなかった。
●診断時40歳から75歳例 (1,697例) の15年乳がん特異生存率はER陽性が78%、ER陰性が72%、ER陰性に対するER陽性の乳がん特異死亡ハザード比は0.60 (95% CI 0.47–0.76; p < 0.0001)、ER陽性の予後が良好であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
松山赤十字病院
病理診断科 副部長
病理専門医・細胞診専門医
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医