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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

TACT2 試験
  • 2017.06.08(Thu)
  • No.2460

TACT2 試験。リンパ節転移陽性あるいはリンパ節転移陰性&再発高リスク乳がんの術後化学療法において、epirubicin の dose density を高めても成績は改善しない。一方、CMFと比較して capecitabine の成績は劣っておらず、QOL低下が少ない 。

"Accelerated versus standard epirubicin followed by cyclophosphamide, methotrexate, and fluorouracil or capecitabine as adjuvant therapy for breast cancer in the randomised UK TACT2 trial (CRUK/05/19): a multicentre, phase 3, open-label, randomised, controlled trial."
http://www.thelancet.com/…/PIIS1470-2045(17)30404…/fulltext…...

リンパ節転移陽性あるいはリンパ節転移陰性&再発高リスク乳がんの術後化学療法において、
 ・3週毎 epirubicin × 4サイクル → CMF × 4サイクル
 ・3週毎 epirubicin × 4サイクル → capecitabine 3週投与1週休薬 × 4サイクル
 ・2週毎 epirubicin × 4サイクル → CMF× 4サイクル
 ・2週毎 epirubicin × 4サイクル → capecitabine 3週投与1週休薬 × 4サイクル
以上の4群に無作為割り付けし、accelerated epirubicin および capecitabine の有効性を検討した。主観察項目は time to tumour recurrence (TTR) であり、tumor recurrence は浸潤性再発あるいは乳がん死とし、intention-to-treat analysis を行った。CMF と capecitabine では非劣性比較を行った。
●対象は4,391例、3週毎 epirubicin 群が2,221例 (→ CMF 1,116例、→ capecitabine 1,105例)、 2週毎 epirubicin 群が2,170例 (→ CMF 1,086例、→ capecitabine 1,084例例)。4群の背景因子にばらつきはなく、4,391例の62%が閉経後、リンパ節転移陽性が53%、グレード3腫瘍が57%、ホルモンレセプター陽性が73%、HER2陽性が19%であった。
●観察期間中央値は 3週毎 epirubicin → CMF群85.8ヶ月、3週毎 epirubicin → capecitabine群85.3ヶ月、 2週毎 epirubicin → CMF群85.8ヶ月、2週毎 epirubicin → capecitabine群85.6ヶ月。
●Intention-to-treat population 4,391例における TTR event は724例 (17%) で発生。
●3週毎 epirubicin 2,221例 における TTR event は377例 (17%)、2週毎 epirubicin 2,170例 における TTR event は347例 (16%)、TTRのハザード比は0.94 (95% CI 0.81-1.09; p=0.42)、有意差はなかった。
●CMF 2,178例における TTR event は362例 (17%)、capecitabine 2,180例 における TTR event は354例 (16%)、TTRのハザード比は0.98 (95% CI 0.85-1.14)、同等性マージン 1.12、CMFに対して capecitabine の効果は劣っていなかった。
●EORTC QLQ-C30 global health status quality-of-life scale:
 ・Epirubicin 終了時点でQOLスコアがベースラインより10ポイント以上低下した例は3週毎 epirubicin で67%、2週毎 epirubicin で57%、2週毎 epirubicinでのQOL低下が顕著であった。
 ・CMF / capecitabine 終了時点でQOLスコアがベースラインより10ポイント以上低下した例はCMF で58%、capecitabine で50%、CMFでのQOL低下が顕著であった。
●Epirubicin 投与中のグレード3以上毒性で頻度が高かったものは、3週毎 epirubicin では好中球減少症 (31%)・倦怠感 (11%)、2週毎 epirubicin では倦怠感 (6%)・感染 (3%) であった。CMF / capecitabine 投与中のグレード3以上毒性で頻度が高かったものは、CMF では好中球減少症 (16%)・倦怠感 (5%)、capecitabine では手足症候群 (12%)・下痢 (6%) であった。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
松山赤十字病院
病理診断科 副部長
病理専門医・細胞診専門医
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医