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言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

地中海料理はエストロゲン・レセプター陰性乳がん罹患リスク
  • 2017.03.10(Fri)
  • No.2393

地中海料理はエストロゲン・レセプター陰性乳がん罹患リスクを低下させる 。

オランダ。Netherlands Cohort Study に登録された55歳から69歳の閉経後女性62,573例について、地中海料理と乳がん罹患リスクの相関を検討した。併せて、本研究およびその他4研究 (Nurses’ Health Study / UK Women’s Cohort Study / European Prospective Investigation into Cancer / Women’s Lifestyle and Health) についてメタ解析を行った。食事内容は、ジャガイモを除く野菜、豆類、果物、ナッツ、全粒粉、魚、一価不飽和脂肪酸/飽和脂肪酸比などの摂取状況に応じた alternate Mediterranean Diet Score を用いて0〜8点で評価、低スコア(0-3点)と高スコア(6-8点)で乳がん罹患リスクを比較した。
●Alternate Mediterranean Diet Score 低スコア群と比較した高スコア群の全乳がん罹患ハザード比は 0.87 (95% CI 0.72-1.06; p=0.066)、エストロゲン・レセプター陽性乳がん罹患ハザード比は 0.87 (95% CI 0.69-1.10; p=0.101)、エストロゲン・レセプター陰性乳がん罹患ハザード比は 0.60 (95% CI 0.39-0.93; p=0.032)であり、地中海料理はエストロゲン・レセプター陰性乳がん罹患リスクを有意に低下させた。
●メタ解析では、alternate Mediterranean Diet Score 低スコア群と比較した高スコア群の全乳がん罹患ハザード比は 0.94 (95% CI 0.88-1.01)、エストロゲン・レセプター陽性乳がん罹患ハザード比は 0.98 (95% CI 0.82-1.17)、エストロゲン・レセプター陰性乳がん罹患ハザード比は 0.73 (95% CI 00.57-0.93)であり、地中海料理はエストロゲン・レセプター陰性乳がん罹患リスクを有意に低下させた。

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
松山赤十字病院
病理診断科 副部長
病理専門医・細胞診専門医
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医