乳がん検診なら東京・埼玉エリアにある乳腺外科「ベルーガクリニック」マンモグラフィー検査による乳がんの検査を受付けております。

フリーダイヤル
0120-150-929(イコークリニック)
tel
03-5916-0114(オーイイヨ)
受付時間
月〜金 9:00〜19:00 (土17:30まで)

2006年6月〜
201711月まで

乳がんの発見数
1776
詳細はコチラ >>
J.POSHへの寄付金
2964万円
詳細はコチラ >>
新患数
42365
詳細はコチラ >>

言いたい放題乳腺外科コラム

不定期に当院の今日の乳がん・乳がん検診乳腺外科診療におけるコラムを掲載しております。

生活習慣改善と乳がん予後に関するレビューおよびメタアナリシス
  • 2017.02.26(Sun)
  • No.2385

生活習慣改善と乳がん予後に関するレビューおよびメタアナリシス。生活習慣因子の中で乳がんの予後に最も強く関わる因子は運動であり、週150分以上の運動量が推奨される 。

PubMedを用いて、「乳がん再発・乳がん生存率・乳がん死亡率」に「体重減少・体重増加・体重マネージメント」をかけて、「運動・身体活動」をかけて、「食事・栄養・食事性脂肪・大豆」をかけて、「喫煙」をかけて、「アルコール」をかけて、「ビタミンサプリメント・ビタミン剤・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・マルチビタミン」をかけて過去10年間の研究を検索し、合計31のレビューおよびメタアナリシスについて解析した。
●体重管理
 ・乳がん治療中および治療後の体重増加は、ベースラインのBMIに関係なく、再発率を高め生存率を低下させる
 ・乳がん診断時に肥満あるいは過体重の患者の予後は不良。肥満・過体重の患者が体重を落とすことによる予後改善についてはデータが不足している。
●身体活動
 ・身体活動により乳がん死亡率は約40%低下し、乳がん予後に影響する生活習慣因子の中で最も強い予後因子である。
 ・推奨される身体活動量は150分/週である。これを達成できているのは乳がん患者の13%以下である。
●食事
 ・加工穀物・加工肉・赤身肉の摂取の多い西洋的食事と、果物・野菜・全粒穀物・鶏肉の多い食事では、乳がん再発率は同等である。
 ・食事性飽和脂肪酸、特に高脂肪乳製品の摂取は乳がん死亡率増加に関係している可能性がある。
 ・大豆製品が乳がん再発率を高めることはなく、むしろ減少させる可能性が示唆される。
●喫煙
 ・喫煙歴は乳がん死亡率を増加させる。
 ・乳がん診断後も喫煙継続例を比べて、診断後禁煙例では全生存率および乳がん特異生存率が改善する。
●アルコール摂取
 ・アルコール摂取が乳がん予後に与える影響について、統一性のある結論は得られていない。しかし、アルコール摂取を週1日1回以下に制限すれば、続発乳がん罹患リスクは減少する。
●ビタミン・サプリメント
 ・食事からの摂取あるいは経口サプリメントとしてビタミンC摂取増は乳がん死亡率を減少させる可能性はあるが、無作為比較試験での確認が必要である。
 ・ビタミンEサプリメントは乳がん予後と関係しない。 
 ・乳がん診断治の血中 25-hydroxyvitamin D 低値は乳がん死亡率増加を相関している。しかし、ビタミンDサプリメントが乳がん予後を改善するかについては、無作為比較試験での確認が必要である。
●現時点で不明な点
 ・乳がん診断時に肥満・過体重患者の減量は予後を改善するか?
 ・食事性飽和脂肪酸や高脂肪乳製品の摂取制限は予後を改善するか?
 ・大豆イソフラボンは乳がん再発予防効果があるか?
 ・乳がん診断後の禁煙は乳がん死亡率を減少させるか?
 ・乳がん患者の週間酒量を制限すべきか?
 ・ビタミンCやビタミンDのサプリメントは乳がん遠隔転移を減少させるか?

ベルーガクリニックの知識

ベルーガクリニックは、このような国内でエビデンスを基づく適切な診療を行う全国トップクラスの専門医の知識を終結し、日々web会議を行っております。

長谷川善枝先生
弘前市立病院 乳腺外科科長
弘前大学医学部臨床教授
日本乳癌学会評議員
柏葉匡寛先生
ブレストピア宮崎病院
副院長
日本乳癌学会評議員
大地哲也先生
東京女子医科大病院
外科 助教
日本乳癌学会専門医
津川浩一郎先生
聖マリアンナ医科大学病院
乳腺・内分泌外科教授
日本乳癌学会理事
吉村吾郎先生
市立岸和田市民病院
乳腺外科 部長
日本乳癌学会評議員
原文堅先生
国立病院機構
四国がんセンター
乳腺科・化学療法科
がん薬物療法専門医
飛田陽先生
鹿児島大学 大学院
医歯学総合研究科
腫瘍学講座
病理学分野 准教授
柴田伸弘先生
宮崎大学医学部付属病院
がん診療部 助教
がん薬物療法専門医
日本乳癌学会専門医