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言いたい放題乳腺外科コラム

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St. Gallen 2015 の推奨治療
  • 2015.05.06(Wed)
  • No.1986

St. Gallen 2015 の推奨治療

★★治療指向性乳がんサブタイプ分類★★
■トリプルネガティブ:ER、PgR、HER2陰性

■ホルモンレセプター陰性&HER2陽性:ASCO/CAPガイドラインに従う

■ホルモンレセプター陽性&HER2陽性:ASCO/CAPガイドラインに従う

■ホルモンレセプター陽性 (ER and/or PgR ≧1%)&HER2陰性
・ホルモンレセプター高発現/低増殖能/低腫瘍量 (“luminal A-like”):可能であれば多遺伝子解析を行い、予後が良好と判定。ER/PgRが高発現、Ki67が明らかに低い、リンパ節転移なしか3個まで(N0-3)、腫瘍径5cmまで (T1-2)
・中間リスク:可能であれば多遺伝子解析を行い、予後が中間と判定。ホルモン療法と化学療法によるリスクと応答性程度は不明瞭。
・ホルモンレセプター低発現/高増殖能/高腫瘍量 (“luminal B-like”):可能であれば多遺伝子解析を行い、予後が不良と判定。ER/PgRが高発現かつKi67が明らかに高値。Ki67スコアは各施設毎で判定し、その施設の中央値が20%であれば、30%以上を”明らかな高値”、10%以下を”明らかな低値”とする。その他、リンパ節転移4個以上、グレード3、高度な脈管侵襲、腫瘍径5.1cm以上。

★★術後全身治療の推奨★★
■トリプルネガティブ
治療内容:アンスラサイクリンとタキサンによる化学療法
ノート:BRCA遺伝子変異例であれば白金製剤を考慮

■ER陰性&HER2陽性
・T1aN0
治療内容:全身療法なし
・T1 b,cN0
治療内容:化学療法とトラスツズマブ
ノート:アンスラサイクリンなし、パクリタキセルとトラスツズマブを考慮
・Higher T or N stage
治療内容:アンスラサイクリン→タキサンとトラスツズマブ
ノート:アンスラサイクリン不適格例ではTCH regimenを考慮

■ER陽性&HER2陽性
治療内容:ER陰性&HER2陽性の治療に内分泌療法を追加

■ER陽性&HER2陰性 (“luminal disease”) 
・内分泌療法抵抗性なし (“luminal A-like”)
治療内容:閉経状態に応じた内分泌療法単独。リンパ節転移4個以上なら化学療法追加を考慮
○閉経前低リスク:タモキシフェンン5年間
○閉経前その他リスク:タモキシフェンン5年から10年、あるいは卵巣機能抑制治療+タモキシフェンンあるいはエグゼメスタン
○閉経後低リスク:タモキシフェンン5年間
○閉経後その他リスク:アロマターゼ阻害剤のアップフロント投与が望ましい。5年以上の内分泌療法を考慮 (アロマターゼ阻害剤の5年以上投与には効果と安全性に関するエビデンスなし)
・内分泌療法抵抗性が疑われる (“luminal B-like”)
治療内容:多くの場合は内分泌療法に化学療法追加が必要。Luminal B-likeで多遺伝子解析で予後良好判定であれば化学療法の省略は可能。