乳がん治療先進国米国では、死亡率減少に抗がん剤治療等の薬物療法は効果的だと言われています。当クリニックでは、外来にてこの治療をお受け頂け、乳がん術前術後の抗がん剤治療・内分泌療法・抗体療法などを、遠方の医療機関に行くことなく当院で行えます。予約制ですので、お待ち頂くことなく治療が行えます。各患者様専用のテレビでDVDなどを見ながら、マッサージチェアやリクライニングチェア完備の専用ルームでくつろぎながら治療を行えます。
現在、通院中の医療機関の主治医の許可と紹介状(診療情報等)をお持ち頂ければ同じ治療を行います。また、治療中や治療終了時には、再度主治医へ医療情報をお持ち頂きますので、主治医の診療も継続できます。お近くの医療機関で治療をご希望の患者様には便利なシステムです。お気軽にご相談下さい。保険診療で行えますのでご安心下さい。
セカンドピニオン制度は、世界で行われているもので、主治医の意見だけでなく、複数の医師の意見を聞き、納得した治療を受けましょうという意味です。尚、現在受診されている医療機関での診療録・検査結果・レントゲン写真等をご用意できましたらお持ち下さい。
早期がんを含めて確定診断を下す重要な検査となっている乳腺組織の病理組織診断は、専門医の不足から全国均一の医療が提供できる環境とは言い難い状況です。また、治療前に良悪性診断する乳腺からの採取組織が微量であることや、乳腺の組織像が多様であること等が診断をより困難にしています。悪性か良性かの判断に迷う病理所見を長年に亘り診断してきた経験豊かな専門医が診断した場合、その正確性が増すことは言を待ちません。
特に、乳腺病理診断の誤診が全国で見掛けられます。乳がんと診断され手術を行った後に、良性病変と診断された不幸な例も当院に御相談された方に数名いらっしゃいます。逆に、乳がんを良性と診断され後に進行がんで発見された方で命を亡くされた不幸な例も多く見受けられます。
乳腺検査で最も大切な乳腺病理を、再度セカンドオピニオンで正確な診断を行うシステムです。他院で行われた病理標本(スライドなど)をお持ち頂き、乳腺病理の最高峰である元癌研究会癌研究所病理部臨床病理部長秋山太先生(正診会クリニック)に正確な診断を依頼致します。
再生医療とは事故や病気によって失われた身体の細胞、組織、器官の再生や機能の回復を目的とした医療です。聖心美容外科附属再生医療センターと提携し、乳癌術後の筋皮弁術やインプラントのようなリスクの高い乳房再建術ではなく、世界初のセリューションシステムを用いた脂肪由来幹細胞移植術を支援する事になりました。これに伴い、聖心美容外科で豊胸術をされた方の乳がん検診は当院が責任を持って行う事をお約束致します。
※ 聖心美容外科関連の患者様のみを対象としています。